天正15年(1587)5月25日は秀吉の九州攻めで降伏した島津義弘に大隅国、義弘の子の久保に日向諸県郡が与えられた日。4月21日に兄の義久が人質を出して降伏した後も義弘は抵抗を続けていた。1か月後の5月22日に義弘は兄の懸命な説得により久保を人質に出す条件でようやく降伏した。