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(続き)世の中には、再生エネで、すぐにでも、すべてが解決できると錯覚している人がいますが、それほど単純でも、容易でもなく、国レベルの需要に対応できるようにするには、四半世紀では解決できず、半世紀くらいかかると覚悟しておいた方が良いだろう。世界は、まだ、トラック競技の第一コーナー。

再生エネの割合が高くなるにつれ、その技術特有の問題点が明らかになってきますが、具体的言えば、気象条件に左右されるにもかかわらず、蓄電システムの開発が進められておらず、問題の顕在化したドイツでは、3年前から、日本の企業の協力の下、システム化されつつあり、簡単には、解決しません。

(続き)再生エネは、発電と発電による蓄電のみならず、発電電力から、水素を製造して水素蓄圧や圧縮空気にして高圧空気蓄圧などの「エネルギー貯蔵」ができ、それらの実証試験が、日本でも実施されており、再生エネには、多様な利用法が考えられます。

世の中の多くの人は、再生エネは、好都合なことばかりと誤解していますが、電力会社は、再生エネ事業者から高い電力を買い、料金を上げることなく、利用者から賦課金を取り、日本全体で、年間1兆円を政府に納め、政府は、そのカネで、さらに、再生エネの開発や拡大に費やしています。過去10兆円。

世界は、再生エネのメリットもデメリットも認識していたにもかかわらず、たとえば、日本では、政府政策により、主電源と位置づけても、大規模な蓄電システムや負荷追従システムの開発を後回しにしていたため、今日の危機に陥っています。解決策は単純ではありません。左翼も政府も楽観的すぎます。

世界的な再生エネの利用と拡大は、考え方として、間違っていませんが、ドイツのように、手順を間違えると、大きな社会問題に、進展します。再生エネは、気象条件に右左されるため、施設拡大と共に、大規模な蓄電システムと負荷追従制御システムの開発をしなければなりません。ドイツは6年前から開始。

今夏は、猛暑が続き、電力供給が困難となっていますが、本当は、猛暑が本質的な原因ではなく、最初から、分かっていたことですが、再生エネの割合が比較的多くなると、気象条件に左右されるため、電力供給の危機管理が、難しくなるにもかかわらず、大規模な蓄電システムの設置がされていないことです。

福島事故後、世界は、再生エネの利用に舵を切り、風力発電や太陽光発電を推進してきましたが、気象条件に大きく左右されるにもかかわらず、蓄電装置の設置や負荷追従制御システムの開発の遅れによる弊害が多く、英国、仏国、独国では、脱原発から原子力回帰に向かいつつあり、独国は、微妙な立場。

気候変動対策で原発を動かすの?

研究ノ-ト 再生エネルギーの個人利用と国全体利用では考え方が異なる 危機管理の重さ

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企業価値もないため買いたたかれたのかも知らんけど太陽光 なんて発電量もアテにならないし災害その他で損傷したり 有害物質も多用しているリスクもあるためそうなったのかと 思わされる結果やなぁ… https://hosyusokuhou.jp/archives/48902742.html

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再生エネの不調に備え、火力発電の燃料を輸入し、カネを使い、日本の活力を疲弊させています。再生エネの開発と拡大は、効率の悪い開発であり、いくら努力しても、主電源には、なりません。

世界的に、再生エネの利用が推進されており、それらの中心の風力も太陽光も、気象条件に依存することが分かっていながら、規模の拡大のみで、欠点を補う蓄電装置の設置と負荷追従システムの開発を進めておらず、ドイツなどでは、欠点があらわになり、火力の稼働や原子力回帰策に話が及んでいます。

(続き)システムの一回当たりの変換電力ロスが約20%、少なくとも二回変換(交流発電→直流蓄電→交流送電)するため、約半分の電力ロスが生じます。ですから、再エネの大量利用を図るには、電力損失の少ない大電力貯蔵システムの実用が絶対条件となります。再エネの設備利用率は約15%と少ない。

(続き)太陽光は、直流発電、風力は交流発電、リアルタイムで送電するには、直流は交流に変換し、蓄電器に蓄電するには、直流はそのまま、交流は直流に、そして、必要な時に送電するには、直流を交流に変換し、送電線で送電しなければなりません。

負荷追従運転は、水力や火力や原子力のように、天気や気象条件に依存しない発電方式ならば、比較的実施しやすいものの、再生エネ、具体的には、太陽光や風力のように、気象条件に、全面的に依存する発電方式では、負荷追従運転が不可能に近く、克服するには、電力貯蔵システムの実現しかありません。

まぁ現実離れした荒唐無稽で奇想天外なことを宣うセクシー 小泉みたいな世間知らずの金持ちボンボンには何も解っちゃ いないってことでもあるわけだしこいつみたいな奴こそ裸で 洞穴にでも暮らせ、ってものでもあるんだよ。