1963年3月、東京大学第17代総長・茅誠司は卒業式の告辞で「小さな親切」の重要性を説いた。 その話題は社会の共感を集め、同年6月13日に『社団法人「小さな親切」運動本部』設立、茅が初代代表に就任した。 時には「ありがた迷惑」と言われるかもしれない。それでも親切を続けよう。
「気が利く」行動なんてのは、社会活動の機会が多かったり、兄弟姉妹が多かったり、介助の必要な家族がいたりする家庭だとごく自然に身につくもの。 「私って気が利く」と豪語する輩は、お節介や先回りどころか「相手の気持ちを読めず、頓珍漢なことをして怒らせている」事実に気づいていない。