「私はつらいです」と思っているのも、「私はハッピーです」と思っているのも、どちらもただその考えを信じているにしかすぎず、どちらも人生のストーリーを信じているということでは同じです。私たちが悟らなければならないのは、どちらも自分で自分を傷つける悪夢を見ているということです。
人というものはただ生きているだけで大変なのだから、そこに収入だの地位だの男らしさ女らしさだのと余計なオプションを求めて人生をさらに辛くするのやめてほしい。「自分に許される範囲で自分らしく生きる」だけでもう一大事業ですから、他のことに構ってる暇も余裕もありゃしないんですよ。