五億年スイッチ

絶罪殺機アンタゴニアス 第一部 #53

 前 目次  最初の三日で、アーカロトは今自分の身に何が起こっているのかをほぼ推察した。  あの青年が操る、漆黒の炎の形をとる罪業場。あれはほぼ間違いなく、時空間への重大な干渉を引き起こす性質のものだ。  乙陸式機動牢獄らを一瞬にして枯死せしめた事実から考えて、今自分は主観時間を超…