ミョンドン

20歳のごく普通の女子大生が光復節のソウルの街を一人で歩いて思ったこと

アラームの音が私の意識を現世までゆっくりと引き上げた。
耳を塞ぎたくなるような蝉の声が窓から入ってきて、私は小さく呻いた。
首を左右に折り曲げて、伸びをすると関節が音を立てて鳴った。
ベッドから起き上がって朝食を食べ、床に散らばったゴミを掃除をしてから、
私は独りでソウルの街へ繰り出した。

今日は1つの国にとって終戦の日で、
もう1つの国家にとっては光が戻った日。

もうソウルに来て5日が

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