誰もがハマる老害の作り方
こんなブログを書く時点で老害な はしと です。
個人的に考えている、古代の考えを振り回す老害について、どのように認知が歪んでいき正しい判断がズレていくかという話をまとめていきたいと思います。
内容は私がまったく個人的に考えている事です。
脳の負荷を減らすための正しさの定義
人が「正しい!」や「正しくない!」とかって議論を終わらそうとする時があると思います。
正義とは、悪とは何なのか?
突然、大きな議題だと思いますが、私個人の考えですが、「人は判断を行うときに大量のエネルギーを消費して決断を下します。これを省略するためのツールが『正しさ』」だと思っています。
『正しさ』があればもう一度大量のエネルギーを消費して考える必要がなく、以前に出した結論に結果も踏まえた判断が可能です。
これがあれば、すぐに結論を出すことができます。
まさに最強の思考ツールだと思います。
正しさの上に正しさを積み上げる
この思考ツールを人は無意識に積み上げます。
『正しさ』の上に『正しさ』を積み上げていき、簡単に正しい結果を出そうとするわけです。基本的にはこれは上手くいきます。
これは良いということで、この思考方法をベースに考えをまとめて正しさを次々と作って積み上げていくわけです。
周りが変わっていく
しばらく、これで上手くいきます。
しかし、世の中が変わってしまうのです。
そうなると、最も初期に積み上げた「正しさ」がズレてしまいます。
こうなると厄介です。
その上にいくつもの「正しさ」を積み上げてしまっているため、これを崩すことは難しくなってきています。
これを崩すということは、自身の思想や考え方にも影響を与えかねません。
そうなると、周りが正しくないものと認識して、周りを否定したりしだすわけです。
これが世に言う老害なんじゃないかなぁと思っています。
老害にならないために
これは非常に難しいです。
・常に根底をずらして、新しいことにチャレンジするように心がける。
・何も頼りにせず、新しい考えを受け入れる
などが考えられますが、所詮は同じような思考構造を持った人間です。
少しは老化を遅延させる事はできるとは思いますが、非常に難しい部分だと思います。
最終的には自身の考え方が古いことを認識して新しい考えを否定せずに受け入れるように心がけるくらいしかできないと思います。
それでは、良い老害ライフを…