家を建てる(橋本真典)

家を建てる(橋本真典)

最近の記事

お泊まり体験

「はしもとの家モデルハウス」で、宿泊体験をしてきました。 ストレートな感想は、「早く住みたい」の一言に尽きます。 使い易い動線は元より、木の香り、雨戸を締め切っても明るい室内、主張し過ぎない音響、足裏から伝わる温もり、冷えたビール😄…五感全てに心地よい空間でした。 欲を言えば、室内が明る過ぎて、昼寝にはちょっと…という点と、色々な設備が最新過ぎて、還暦世代にはついていけない(オンラインカタログをスマホで見ようとすると、文字が小さすぎる)…という事が気になった程度でした。 設計

    • 設計は続く

      基本設計&デザイン監修の伊藤先生が、焼津での第2回詳細設計打ち合せに、研究室の学生さん達を連れて訪問してくれました。 「はしもとの合築」は、自分の住まいに関わる部分と、社員の福利厚生施設との複合施設。 社員との交流を打ち出したい自分と、プライベートを守りたい家族、社長の存在を感じたくない?社員に加え、社員同士のみなならず、地元住民との交流も視野に入れている伊藤先生の思惑が入り乱れ、本当に面白くてワクワクする打ち合わせになりました。 中庭スペースの活用方法に、開放的なデンマーク

      • 第1回詳細設計打合せ

        基本設計が終了し、いよいよ詳細設計がスタートしました。 社員や周辺住民との触れ合いを前面に打ち出したい自分と、プライベート空間を大切にしたい家族とのせめぎ合いで、火花がバチバチと飛び散り、打合せ時間はお昼休憩を含んで5時間❗️ 設計&コーディネーターのみなさん、最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。 母屋の方では、脱衣カゴを置く位置から遡って部屋の配置まで変更したり、収納を大増設したり… 福利厚生部分では、女子はTシャツ短パンスタイルで、男性と一緒にサウナに

        • 第3回打合せ

          灼熱の名古屋で行われた3回目の打ち合わせ。 プロジェクト名称も「はしもとの合築」に決定した。 自宅と社員の福利厚生施設をくっつけ、さらにはゲストハウスと地域交流の機能までをも持たせてしまおうという大胆な計画に、家族の猛反対を覚悟していたが、「良いんじゃない」の一言であっさりと承認。 いよいよ、これから詳細設計に突入することとなった。 詳細設計段階では、朝起きた時から寝る時までの生活をシミュレーションしながら、生活動線上の様々な要素を決定していく。 また、福利厚生ゾーンでは、

          第2回打合せ

          だいぶ間が開いてしまいましたが、第2回目の設計打ち合わせが行われました。 間の開いた最大の理由は、伊藤先生のデンマーク王立アカデミーでの在外研究❗️ もちろん、リモートの時代ですので、てんこ盛りのリクエストお送りして、構想を煮詰めて頂きました。 そして、先生の帰国に合わせて、名古屋での打合せとなった次第です。 打ち合わせの席に鎮座する模型が、あまりにも素敵で、目が星に🤩 太陽光パネルを目一杯搭載できる屋根形状、部屋の追加、ヌックの追加、スロープの具体化、シェルター兼用地

          第一回打ち合わせ

          今回の自宅はもちろん「はしもとの家」で建てるということで、デザイン監修をはしもとの家の生みの親である名古屋工業大学大学院の伊藤先生にお願いさせて頂いたところ、快く引き受けて頂いた。 数週間後、当方からメールさせて頂いた「ザックリ構想」をベースにしたラフ図が出来たとのご連絡を頂戴し、早速先生のオフィスにお邪魔して、第一回の打ち合わせを行なった。 先生の構想は、ある程度予想をしていたとはいえ、「想像を超えたぶっ飛び方」で、これって自宅?と呼べるのだろうかと、一瞬たじろいでしま

          まずは基本構想

          自宅を建てるに当たって、まずはどんな家を建てたいのかを、イメージすることとした。 自分が子供の頃は、毎月のように「仕事の衆」と母が言っていた社員達が自宅に上がり込んで宴会をしていて、子供心に「早く大人になって、宴席に加わりたいなぁ~」と、その光景に憧れていた。 しかしながら時代は移り変わり、今時の社員達に宴席を強要するわけにはいかないし、そもそも酒気帯び運転は絶対NGということで、宴会を前提とした間取りは考えないこととした。 とはいえ、なんとか福利厚生を兼ねた、社員達とのちょ

          家を建てようと思った

          今年になってから、週末は必ず会社で仕事している。 自宅マンションにも、大画面モニターを設置したワーキングデスクを設置していて、会社に行かなくても仕事はできるはずなのに、会社に行ってしまう。 何故なら、会社の方が快適だから… 住宅の建築を生業(なりわい)としている自分が、これではNGに決まっている。 …という事で、家を建てる事とした。 土地は、自分が生まれ育った、旧本社の跡地。 今では更地となり、次の主人(あるじ)を待っている。 今年の年末はいよいよ還暦。 新居で還暦を迎えら

          家を建てようと思った