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2021年1月 おすすめ作品【書籍・映画】

#読書感想文 #ビジネス・啓発 #内容要約 #小説 #文学 #映画感想

【はじめに】

こんにちは。

暦の上ではもうすぐ春を迎えるというのに、まだまだ厳しい寒さが続いています。関東でも雪が降っているようで。おうちにいる時間も増えていることでしょうし、皆さん暖かくしてください。

そんな寒さの中、私の住む沖縄では桜が咲き始めています。沖縄の桜は寒緋桜(カンヒザクラ)という種類で、日本の桜と聞いて想像するソメイヨシノとはずいぶん違います。濃いピンク色をしていて、散る時には花びらが舞い散らず、花がまるごとポトリと落ちてきます。個人的には、この儚くない感じが沖縄のてーげー(適当)な雰囲気に合っていて好きです。

沖縄に住み始めてから、肌を刺すような寒さとは無縁の生活です。朝、外に出た時に鼻の頭がつーんとする感じが少し恋しくも思えます。人はないものねだりな生き物ですね。

さて、1月がもう行ってしまうということで、今月も1ヶ月を振り返って、記事にしきれていない「おすすめ作品」を簡単にご紹介いたします。


【2021年1月に出会った作品】

書籍 : 全10冊

映画 : 全6本

【おすすめ作品】

書籍

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方

八木 仁平

自分の本当にやりたいことは何だろう。そんな誰しもがぶつかったことのあるであろう疑問を解消してくれる一冊です。

本当にやりたいこと=大事なこと×特異なこと×好きなこと

この方程式をもとに、実際に自分を理解するための簡単なワークをしながら「やりたいこと」を見つけていきます。

良くも悪くも未来の選択肢の多い現代で、迷わず自分の道を進むために、是非ともご一読いただきたいです。


映画

ソラニン

宮崎あおいさん、高良健吾さん主演の青春恋愛映画です。

キラキラ光り輝く青春時代と、その影との狭間でもがく若者の叫びのような作品でした。主人公である芽衣子が息苦しい毎日に何かを見出そうとする様子や、大切なものとの”別れ”と向き合うひたむきな姿に心打たれます。

挿入歌である「ソラニン」の歌詞と物語の親和性と、終盤のバンド演奏シーンは圧巻です。


【おわりに】

たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする きっと悪い種が芽を出して もう さよならなんだ(ソラニン より)

「ソラニン」とはジャガイモの芽の中に含まれる毒の成分のことです。つまり、ソラニンとは悪い種の芽のことなのです。

ゆるい幸せが続いていたとしても、いつかは悪い毒に蝕まれてさよならなんだ。避けられない別れを歌う切ない一節に見えます。

ですが、実はジャガイモの成長にはこのソラニンという成分が必要不可欠なのです。悪い種の芽、苦しみを乗り越えた先にしか成長は無い。そんなメッセージを感じます。

ぜひ映画と歌詞の続きは皆さんご自身でご覧ください。そこには別の”別れ”があることが分かっていただけるかと思います。

今、世界中がとても苦しんでいます。ですが、これは私たちが成長するための毒。世界にとってのソラニンなのかもしれません。乗り越えた先に何があるか楽しみですね。みんなで”どーにかやりましょう”


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

それでは、また。


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