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85円から、世界で支援を必要とする人々とごはんをシェアする方法(国連WFP寄付アプリのすすめ)

こんにちは、このnoteを開いてくださってありがとうございます!
このnoteは、国連機関の一つである、WFP(世界食糧計画)が公式にリリースしている寄付アプリ・「Share The Meal」の紹介をしたい!
もっと多くの人にアプリを使ってほしい!という気持ちで執筆しました。

「寄付って手続きが面倒そう…」
「ある程度の金額からじゃないとできないんじゃないの?」

というハードルの高さや、
「自分の寄付金がどう使われているのか、具体的にイメージしにくい」
といった点を克服した、画期的なアプリです。

なお、このnoteの執筆者である私・長谷川は、ただの「Share The Meal」
1ユーザーであり、国連WFP公式とは一切関係ございません。
そのため、この記事についてのご意見がございましたら、宛てにコメントをお願いします。
また、国連WFP公式へ質問があるという場合は、国連WFP協会 様へお願いいたします。


◆そもそも国連WFP(世界食糧計画)とは?

世界の何百万人もの人びとにとって、国連WFPの支援は生と死を分けるものです。危機が高まっている時にタイムリーに介入することで、人びとを餓死の淵から救い出しています。また、強靭性の構築、気候変動への適応、栄養支援や食料システムの改善といった活動は、何百万人もの人びとがより豊かな未来のための基盤を作る手助けとなっています。

国連機関の一つである国連WFPは、36の加盟国からなる執行理事会が国連WFPの活動に対する政府間支援、指揮、監督を行っています。国連事務総長と国連食糧農業機関事務局(FAO)長の連名で任命された事務局長が組織の長を務めています。

世界で最も飢餓に苦しむ何百万人もの人びとに食料を提供し、紛争や気候変動、根深い貧困の影響に対処できるよう支援するためには、毎年何十億ドルもの資金を必要とします。2023年の必要資金は251億米ドルで、1億7150万人に支援を届けることを目標としています。
国連WFPの活動は、ドナーである政府、機関、企業、個人からの任意の拠出や寄付によってすべて賄われています。

国連WFP公式サイト”国連WFPとは”
https://ja.wfp.org/who-we-are

要約すると、
・WFP(世界食糧計画)は国連の機関の一つである。
・WFPの活動資金はすべて、任意拠出や寄付によって賄われている。
・活動内容は、飢餓に瀕した人々に食事を届ける緊急支援から、
地域の人々の暮らしを改善する支援(学校給食で教育水準の向上など)、
そして将来的にその地域が自立できるようになるための様々な支援を行っている。
 
※より詳しい活動内容は、公式サイトの ”国連WFPの活動”をご確認ください。 


◆世界で支援を続けるWFP。しかし資金不足に悩まされている。

資金不足に悩まされている国連WFP協会の青木創事務局長は、「残念ながら事態は改善するどころか悪化の一途をたどっている。国連WFPは2024年内に最大110万人への支援を続けるために7.6億米ドルを必要としているが、まだ35%程しか集まっていない。(後略)」

ヨコハマ経済新聞 "戦闘開始から半年 国連WFPが「パレスチナ緊急支援募金」受付中”https://www.hamakei.com/photoflash/9877/

WFP(世界食糧計画)は、スーダン国内では1800万人が深刻な食料不安を抱え、5歳未満の子どもおよそ380万人が栄養失調に陥っているとしています。
一方で、パレスチナのガザ地区やウクライナの情勢などに国際社会の目が向けられるなか、スーダンへの支援にことし必要な27億ドルのうち、集まったのはわずか6%にとどまっていて、国連は人道状況がさらに悪化しかねないとして各国に支援を訴えています。

NHKnews - スーダン武力衝突1年 戦闘続く “820万人が住む場所追われる”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240415/k10014421861000.html


しかし、支援を必要とする人 ひとりに食事1食分提供するのに必要なお金は、1ドル以下です。
たとえ少額であっても、寄付をすることで、誰かに1食確かに届けることができるのです。

◆WFPの公式寄付アプリ「Share The Meal(シェアザミール)」とは

「Share The Meal」は、国連WFPの公式寄付アプリです。
 
特色としては、
・85円(1食分)から、単発で寄付ができる。(毎月の寄付も可能)
寄付先の地域やプロジェクトを選んで寄付ができる。
・一度クレジットカード / Paypal / GooglePay(Androidの場合のみ?)を
登録すれば、次回からは1タップで寄付が可能

寄付先に選べる地域やプロジェクトは 時期によって違いますが、
2024年4月29日現在、
パレスチナ・スーダン・イエメン・ウクライナなどの緊急支援と、
コロンビアでの栄養強化支援、南スーダンでのイノベーションによる食料安全保障 支援などが選べます。
どこを選べばいいか決めづらいといった場合には、「使途おまかせ」で寄付することも可能です。

◆アプリ画面の紹介ーさっそく寄付してみよう!

それでは、早速「Share The Meal」で寄付してみましょう!
まずアプリを開きます。
するとこのように、受付中のプロジェクトを一覧で確認することができます。

アプリトップページ画面のスクショ。写真付きのプロジェクト名と、その下に現在の寄付総額と達成度のグラフが表示されています。

今回は、スーダン紛争の避難民への緊急支援プロジェクトを選んで寄付します。

スーダン避難民プロジェクトへの寄付のリンクを押した先の画面のスクショ。プロジェクト名と、20食1700円と表示されている。

「今すぐ寄付する」を押した先の画面。ここで何食分を寄付するか選べます。

寄付内容と支払い方法(登録したクレジットカード番号の一部)が表示されている画面のスクショ。画面下部には「確認する」というボタンがあります。

寄付内容と支払い方法の確認画面。あとは「確認する」を押せば寄付完了!

20食を受け取りました、ありがとうございますという言葉とともに、支援先の様子を紹介する写真と文が表示されています。

これで寄付は完了です!スーダンの避難民への20食分のお金がWFPに寄付されました。

再びトップページに戻った画面のスクショ。プロジェクト名の下にある、寄付総額と達成度のグラフが増えています。

トップページに戻ると、プロジェクトの寄付総額(食 換算)が寄付した分だけ増えています。
(※寄付した分より1食分多いのは、同時期に他のユーザーが1食分寄付されたから だと思います)

また、アプリでは他にも支援地域の現状と、支援の最新情報を知ることができます。



WFPとアプリ「Share The Meal」の紹介は以上となります。

世界の誰かと食事をシェアし、人々の生活や地域を良くするためのお手伝いができるこの素晴らしいアプリについて関心を持っていただけたなら、これ以上の喜びはありません。

ここまでお読みいただき、まことにありがとうございました。

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