見出し画像

「三田文學」秋季号に、勘九郎の『髪結新三』の悪、その色気について書きました

 「團菊爺から勘三津爺へ」と題して、雑誌「三田文學」に時評を書きました。ご想像の通り、早くになくなった勘三郎、三津五郎へのオマージュです。時評としては、今年の八月納涼歌舞伎、勘九郎が初役で勤めた『髪結新三』を取り上げています。

 この舞台は、NOTEでもすでに「勘九郎の『髪結新三』果敢な挑戦」と題して書いていますが、「三田文學」では、父勘三郎をなぞるのではなく、悪の魅力を発散する勘九郎について綴っています。どうぞ、お読みください。

ここから先は

0字

すべての有料記事はこのマガジンに投稿します。演劇関係の記事を手軽に読みたい方に、定期購入をおすすめします。

歌舞伎や現代演劇を中心とした劇評や、お芝居や本に関する記事は、このマガジンを定期購読していただくとすべてお読みいただけます。月に3から5本…

年々、演劇を観るのが楽しくなってきました。20代から30代のときの感触が戻ってきたようが気がします。これからは、小劇場からミュージカル、歌舞伎まで、ジャンルにこだわらず、よい舞台を紹介していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。