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セミナーに参加する前に。イベントの探し方と吸収力を倍にするマインドセット💪

「セミナーなんて意味ない。時間の無駄」

こんにちは。広告会社でウェブマーケティングを担当している長谷川です。僕はマーケティング・ウェブ・PRなどのセミナーに、2年で100回以上のセミナーに参加し、それまで経験ゼロの業界でなんとかお金を頂く仕事をこなせるようになりました。

そんな僕がときどき言われるのが「セミナーなんて意味ない。時間の無駄」ということ。

セミナー参加が無駄に見えてしまうのは「ためになった」で終わるケースが多いから。そして、そうなる理由は、主催側のノウハウに比べて、参加者側の「セミナー(イベント)を自分の糧にするためのノウハウ」が普及していないからだと思います。

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そこで今回「セミナーに参加しているけど身になっているか不安…」「得た情報をもっと自分の糧にする方法がいまいち分からない」という方にむけて、僕自身の体験からまとめてみました。

「もっとイベントの内容を吸収するノウハウを知りたい」
「マッチするイベントを見つけられていない」
とお悩みの方、ぜひ参考にしてみてください。

イベントの吸収力を倍にするマインドセット

1.「質疑応答で最初に質問する」と決める
2.なるべく早く会場に着く
3.自分なりのネクストアクションをメモる
4.
ネクストアクションから逆算して質問する
5.当日に何かしら行動する

まずは、この5つのマインドセット(心構え)を少し解説します。

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1.「質疑応答で最初に質問する」と決める
「質問ありませんか?」と訊かれたときに一番最初に手を挙げます。これが最重要で即効性が最も高いノウハウです。「聞く人」という受け身の姿勢が、強制的に「質問する人」という自発的な姿勢に変わります。

※質問するのが苦手な人のためのアドバイス記事
この「質問者になる」こと、僕もですが、苦手な人は苦手です。「何を質問したらよいか分からない」「嫌な顔をされるのが怖い」「下らない質問で迷惑をかけたくない」という人が結構多いです。そんな方に向けて、人見知りの僕が大勢の人の前で質問できるようになった7つのテクニックをこちらの記事でまとめました。

ただ誤解頂きたくないのは「質問のための質問」に意味はなく「アクションのための質問」をするべきだということです。その視点で質問が浮かばないということは「理解度と行動がめちゃくちゃ高く、すぐにでも実行に移せる」か「アクションに結び付く姿勢で聞けていないか」です。

2.なるべく早く会場に着く
早めに会場に着くと、良い席が取れて時間にも余裕ができ、集中力が高まります。運が良ければ、主催者や登壇者と交流できることもあります。

席はなるべく前の方が良いと思います。スライドに近い位置・登壇者に近い位置、どちらが良いかは、個人の好みやイベント趣旨によります。 

3.自分なりのネクストアクションをメモる
メモを取るなかで「これは自分に活かせそう」「試してみよう」という項目は、メモの最後か別のメモで残すようにします。ここも意識すると「へえ~ためになる」が「やってみたいけど、どうすればよい?」という主体的な受け止め方に変わります。

(朝活イベントでの例)
□22時以降スマホを触らない □5時に起きる □朝活始めたことをTwitterで宣言する

4.ネクストアクションから逆算して質問する
「イベントの内容をもとに自分ならどうする?」をリアルタイムでシミュレーションしながら、そのネックを質問で考えます。

意味のある質問とない質問があります。その境目は「ネクストアクションにつながっているか」です。単純に疑問に思ったことを質問しても構いませんが「イベントの内容をもとに自分ならどうする?」をリアルタイムでシミュレーションしながら、そのネックになることを訊くのが意味のある質問につながりやすいです。

(朝活イベントの例)
主催者「朝5時に起きましょう。夜22時に寝ましょう」→参加者(5時に起きたいが、職種上どう考えても24時に寝るのが精いっぱい…)→質問「いまの仕事の関係上24時に寝るのが精いっぱいですが、どうしたら良いでしょうか?」

5.当日に何かしら行動する
小さなことでも良いので、3で残したネクストアクションのなかの1つでも着手してください。「明日から」だと行動に移らないからです。

マッチするイベントの見つけ方

「どうやって良いイベントを見つけるのか?」も良く訊かれます。ポイントは「検索に頼り過ぎない」そして「目的に合うイベントを探すこと」です。

6.主催者・登壇者で探す
7.知り合いやSNSなどで評判をチェックする
8.「いつか役に立ちそう。興味がある」イベントには参加しない
9.気になるイベント主催者のメルマガ・Twitterをフォロー

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6.主催者・登壇者で探す
まず「その領域で信頼できる主催者や登壇者(組織)」を絞り込み、そこが開催しているイベントで探すことがおすすめです。実はジャンルやキーワードで「検索で探す」「イベントサイトで探す」やり方は、質の吟味が結構大変です。

7.知り合いやSNSなどで評判をチェックする
SNSで「イベント名」や「主催者名」で事前に評判をチェックしましょう。内容や感想を非公開にしているイベントもありますが、そういった非公開イベントにノーデータで飛ぶ込むリスクは結構高いです。「聞いたことのない・名前がほとんどでてこない・過去の実績が少ない」主催者が行うイベントは得るものが少ないことが多いです。

8.「いつか役に立ちそう。興味がある」イベントには参加しない
「イベントの内容をすぐに実践できる環境にある」「手元に検証可能なデータがある」そういったイベントに参加することをおすすめします。僕自身、陥りがちですが、すぐに実践できな内容は「ためになったな~」で終わりがちです。

9.気になるイベント主催者のメルマガ・Twitterをフォロー
現在開催していない過去のイベントが気になったなら、その主催者のメルマガ・Twitterをフォローしておきましょう。イベントレポートを読んで気になったり、SNSなどで良い感想を載せているイベントの主催者を見つけたら、ベンチマークしておくことをおすすめします。

「メモを取るのは紙?PC?」問題

この問題は自身でも答えが出ていないのでノウハウに入れませんでした。
現状、アウトプットしたいイベントはPC、グラフィックやワークショップが多いイベントは紙、とぼんやりと分けています。「紙」の方がネクストアクションを作りやすいのですが、アウトプットを考えると「PC」の方が楽です。両立することができるようになったら、まとめてみます。

イベントでの成長を妨げるマインドセット

最後に、セミナー参加のダークサイドに落ちないためのマインドセットを紹介します。

10.数だけダラダラこなさない
自分に落とし込んだネクストアクションが無いと、自分の糧にはつながりにくいです。

議事録やレポートという形でアウトプットしても、人気のイベント、実績のあるイベントに参加しても「ためになったな」だけで終わってしまう人がいます。これは「会社の仕事として言われて参加している」ケースで起こりがちです。「メンバーをイベントに参加させてみたが成果につながっていない」と感じている方がいれば、参加メンバーがこのマインドになっていないかご確認いただければと思います。

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以上、イベントを成長の糧にするための参加者のための10のノウハウをお届けしました!

なお、ノウハウとはちょっと違うので外しましたが、イベント参加者のマナーとして「タイプ音に気を付ける」「無音カメラアプリで撮影する」ことも、この機会に広がったらなーと思っています!

↓Twitterもやってます。マーケティングや編集に関するイベントの感想やレポートもつぶやいています。

編集協力:さかかなさん


いつもサポートありがとうございます!サウナの後のフルーツ牛乳代か、プロテイン代にします。「まあ頑張れよ」という気持ちで奢ってもらえたら嬉しいです。感謝。