【Hasami Life】リニューアルまであと2日(よてい)
こんにちは。Hasami Life編集部のすぎたです。
現在、Hasami Lifeのwebサイトはリニューアルに向けて一時閉鎖中。
noteでは、これまでサイトで公開したよみものをまとめてご紹介したり、改めて振り返ったりしていきたいのですが......それはまたリニューアル後に。
近ごろは、リニューアルのカウントダウンと称し、毎日わたしのつぶやきをお届けしています。
さて、こちらを見つけてくださったみなさん。Hasami LifeのInstagramはご覧いただいたでしょうか?
ほぼ毎日コンテンツがアップされていますが、人気の投稿はこちら。
Hasami LifeのECサイトでも人気のうつわ、「はふり」シリーズをつくる過程で行われる「パット印刷」を間近で収めた映像です......!
もちっとしたシリコンパットが、素焼きのうつわに押し付けられるようすは、何度見ても飽きません。
思わず保存して、休憩のときには見たくなってしまいます(笑)
「はふり」の場合は、釉薬を弾く絵の具で絵柄を印刷することで、最後に釉薬をかけて焼くと、絵柄が白く浮き出る仕組みなのです。
大量生産をする窯元では、パット印刷の技法を使って絵付けをしているところが多いですよ。
動画の「はふり」を製造するのは西山さん。
ほかにも、『窯元探訪』で取材した和山さんや、編集部が工場見学のようすを取材した高山さんも、職人さんの手描きと並行してパット印刷を導入しています。
大量生産に向いた技法といえど、これですべて楽ちん、というわけではないのです。
まず、印刷に使用する版をおこすための原稿は手描き。熟練の職人さんが丁寧に。
次に、それらはスキャン、コンピュータ上でドット化され、フィルムとして印刷されます。
さらにはそれを版に写し、ようやくシリコンパットで絵柄を施すことができるのです。
このように、版をおこすだけでなく、器にきれいに絵柄がつくようなシリコンパットをつくるのも、さらにはパット印刷の機械に適切にうつわをセットし、準備するのも。
どれも一朝一夕でできることではありません。
機械化がなされるまでのすべての過程で人の手がかかり、技術が結集しているのだと思うとすごいですよね。
日常で何気なく使っているうつわも、こうして作られる過程に想いを馳せてみると、ちょっと特別に思えませんか。
波佐見焼は「大量生産」と謳われていても、たくさんの人の手によってつくられています。
多様なかたちの手仕事を、ぜひ味わってみてください。
では、本日もこのあたりで。
リニューアルまであと2日、今後のwebサイトのコンテンツもおたのしみに!
(Instagramもぜひお楽しみくださいね)
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