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【モノローグエッセイ】かなしばり体験記

☆ゆっこは みうごきが とれない!

先週の深夜3時頃、お布団で寝ていたら、突如、上からのしかかられるような重圧を半身に感じた。
夢見も悪く、ちょうど夢の中でも異変が起きた時にばっと目が覚め、現実世界でも身体に異変が起きていることに気づいた。

かなしばりだー!!!!


と、気づいたのは、全ての出来事がおさまってから。

この【モノローグエッセイ】を始めてから、
日々のどんな経験もある意味【話のネタ】【自分の感覚備忘録】【考えの整理】として昇華できるようになった。

朝起きて、真っ先にかなしばりの症状を検索しながら思ったのは、「あ、これ記事のネタにしよう」だった。

ということで、予備校の受験体験記みたいなノリで、かなしばり体験記を書いてみました。

信じるか信じないかはあなた次第…!

【わたしのかなしばり体験記】


まず、今回の経験を経て気づいたのは
私は日頃からかなしばりによくあっていたということ(笑)

あまりにも今回の症状がかなり強いものだったので、
かなしばりについて調べていたら、かなしばりの症状に当てはまるものに「あれ、これもかなしばりなの…?」というものが多くあったからである。

その中のひとつが「悪夢を見る」だ。
私が定期的によく見る夢で、「かなり大人数の人が廃人にされる、デスゲームの参加者にされて、追っ手から命懸けで逃げ回りながら戦う」という夢がある。いつもかなり夢見が悪い…うげ。
そして、こういう類の悪夢を見て、いわゆるクライマックスのような場面になると、必ず目が覚めて、身体が重くなったり、布団の上から押し付けられるような感覚があった。血圧計のような圧迫感が近いかな。

これらの症状は、「ああまたか、やだやだ、早く終われ〜」という程度のものだったから、あまり気にしていなかったんだけど、今回の大かなしばりを受けてちゃんと調べてみたら、これらもかなしばりであったことが判明。

今回のかなしばりでもいつの間にか悪夢を見ていた。

夢の中では、誰か(男性)と一緒にいたんだけど、突然周りが暗くなって、スマホに通知が来て、ゲームマスターっぽい人が何やら怪しげなゲームを始めます、あなたは参加者ですって言って、GoogleMapみたいな真っ黒な地図の画面に1~26番くらいまでの数字が弧を描くように出てきて、「どの番号のスポットに行ってもいいので、今から一時間以内にその場所に行け」って言われていた。「行かない選択もしていいけど、後悔のないように」って言われたところでばっと目が覚めた。

すると、上から大人にのしかかられるような重圧を半身に感じた。目は開いているけど、身体は動かない。「わ〜まじか」となる。「怖い怖いどうしよう、まじかけっこうこれやばいな」と感じる。身体を横にしている状態で目が覚めて身動きがとれない状態にいたのだが、明らかになんか上にいるなって感覚があった。

というのも、
中高時代の修学旅行のとある見学スポットで気持ち悪くなってそのまま気を失ったり(その場所だけ見学出来ずに先にお昼食べる場所で寝ていた。)、宿泊先のホテルで同じような上からのしかかられるような感覚になった不思議経験を過去にしていたからだ。

とんちんかん感覚なんですけどね〜


でも、今回もその時と同じような嫌〜な感じがあり、「まじかあ怖い怖いどうしよう」と動けないままなっていた。
これがかなしばり。

目はギンギンだけど、上から押し付けられたように身動きがとれないまま。ちょっとやばいなと感じて、口を開けようとしたら、何かが口から入ってくるような感覚があり、すぐ閉じた。ここから、「あ、これほんとにやばそう」となる。

「そ、そうだ!安元さん(声優の安元洋貴さん)のラジオで、同じような体験をした時、お経唱えたって言ってたな!!よしやるか!!いや、でも、私般若心経そらで言えないよぉぉぉぉおどうしようどうしよう南無阿弥陀仏って唱えればなんとかなるかな?!」

と、動けないまま考え、目を閉じて心の中で、「南無阿弥陀仏」をずっと唱えた。

「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏来るな!出てけ!出てけ!南無阿弥陀仏摩訶般若はーらーみーたー南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏…」

と、とにかく知ってるお経を全部唱え続けると、明らかに上の方が渦を巻いたような、強い風が吹いているような気配がした。私の半身もめちゃくちゃ強い力で引っ張られた感覚があった。例えるなら、ハリーポッターに出てくるポートキーにふれた時みたいな感じ。
これがかなしばり。

お、効いてるっぽいなと感じたので、そのまま南無阿弥陀仏をずっと唱え続けると、最後には勢いよくばっと何かが離れる感覚があった。
これがかなしばり。

すると、今まで押し付けられていた半身が嘘だったかのように軽くなった。恐る恐る目を開けると、上にかけていたお布団が全てはだけていて場外に出ていた。私こんなに寝相悪かったっけ。

身体が動くようになったので、ゆっくりとお布団をかけ直し、改めて寝ると、さっきまでの圧迫感はなく、身体が軽かった。ふぅっと一息。やばい南無阿弥陀仏最強じゃん。
これがかなしばり。

その後、やけに目が冴えてしまっていたが、気づいたら寝ていたみたいで、次に起きた時には朝だった。


そして、かなしばりの症状を調べて、南無阿弥陀仏が効いて助かったのではなく、全てよくあるかなしばりの症状だったことが分かり、ほっとした。

かなしばりはよく霊的な何かによるものと言われているが、全然そんなことはないらしい。あーほんとに良かった。

かなしばりは、規則正しく訪れるはずのレム睡眠が崩れて出ることで起こり、不規則な生活や睡眠、精神的ストレスや過労、細切れにとる睡眠などで心身が疲弊し眠りがしっかりと取れていない時に起きやすいそうだ。

ちょうどその日はダンスのレッスンがあったが、そこまで疲れているわけでもなかったので、日頃の疲れが一気に来たのだろうか…。

今回の出来事は話のネタ的にはとても面白かったが、
身体とメンタルの健康が第一の職業なので、今後気をつけたいなと思う。もっとちゃんと休んだ方がいいのかなあ。ぐぬぅ。

皆さんもかなしばりには気をつけてくださいね!
南無阿弥陀仏!


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