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2024年ジャンプ26号感想(読切『飛んで火に入る夏と蛍』『受験抗争』掲載号) #WJ26

最近よく見ている動画。
ウッス!やながわ兄貴のおかげでレトロ自販機に行きたい欲求が増してくるっス!


鵺の陰陽師

連載1周年おめでとうございます!!こうして再び表紙を飾るのはドチャクソ感慨深いし気分が良いですねえ!!その分川江先生も気合を入れたのか、今週のジャンプ表紙もカッピョイイーッのでたしかなまんぞくです!またこうして表紙巻頭ゲッツできるように頑張ってまいりましょう!

人気投票はなしですが、周年記念問わず今後突発的にやる可能性はあるでしょう。レベル4集団の名前が把握していないので大分揃ってきてからのほうがいいかなと。つーか浅井さんは『キルアオ』も担当兼任しているので特設サイト作るのとか相当大変そうだしね!ゆっくりでいいよ!

LINEスタンプ発売決定!学郎くんの謝罪、忘れろビーム、マーベラス参戦決定!浅井さんが使いたいラインナップだろこれ!実は巻頭カラーに表記された話数が51話じゃなくて52話とミスっちゃってる(ラストはちゃんと51話表記)ので、浅井さんは絶対忘れろビームを放つハズです。

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冒頭カラー。レベル4の大男はレフ・ライノールと思ったらサーフ系ボディビルダーでした。真名解明されるまではタクヤさん(仮)で通します。ウッス!それよりも肌がね…本来の幻妖らしさを強調してると言えますが、まさか詩絵さんや依子さんもバケモンスキンじゃないでしょうね?

先輩に悲しい過去…マジで悲しい過去なのはルールで禁止スよね。許嫁の本名は桜楼晴日でした。ちょっとキョン!私じゃない!先週は中性的だったのが、今回の回想はそう昔ではないのか二十代っぽい顔つきです。やっぱり大人な雰囲気をまとっていると隊長らしい風格ですね。

当たり前を超えた当たり前ですが、ちゃんと有給消化してるんですね。拓郎さんが隊長になる前はブラック環境だったかもしれませんが、晴くんが感化された可能性も考えられます。あと体調チェックさせているのも地味に良い配慮です。殉職者が多い組織だから厳密に管理なのでしょう。

全隊員体調チェックの人は現副隊長ですね。先輩が定期報告(3巻18話)で初登場の人。会話から察するに当時一隊員?何番の支部かは依然不明ですが、今回第3支部から応援要請、第5支部の現副隊長は卦羽くんなので、消去法でいくと異動しない限り1,2,4支部のいずれかでしょうか。

皇隊長(1)は年配だし大分前から隊長っぽい。兵一さん(4)は拓郎さんの後任だし右腕担当な龍さんが副隊長っぽい。すると第2支部の風巻さんとこ?ただ晴くんは「今物騒なあそこに安心して遅れるのは彼だけだからね」と言ってるんですよね。当時風巻さんが副隊長とは断言できませんが。

先輩と晴くんはやっぱり兄妹っぽい関係に見えますね。全然ラブコメの波動を感じさせないし、一緒にPSPで遊んでるのがまさに兄妹。つーかハッキリ「頼れる兄」って言っちゃいましたよ!学郎くん然り膳野くん然りエッチすぎんだろくん然り、ほんとこの漫画はお兄ちゃん多いな!

晴くんは先輩の誕生日翌日に死亡。うげえ最悪やんけ…でも五体満足なだけでもまだマシでしょうか。レベル4に喰われて身体を乗っ取られる形で先輩と再会するアーロニーロ展開は邪悪を超えた邪悪ですからね!それは過去を断ち切る展開にもなれますが、現状敵が多すぎだからフヨウラ!

で、晴くんのこの令呪みたいな痣はなんなんだ。学郎くんや兵一さんの顔についてる謎タトゥーと関係あるのかな?ところがぎっちょん、晴くんを殺した幻妖のバイツァダスト発動でしたウアアアアアアアアアアアア!!!!!1!!!!!11111111111111111111

これ過去最悪のトラウマ案件っすよ!予想以上に悲しい過去で先輩はこんなんあっさり断ち切れるわけないっすよ!曇りますよ!!思ったほど残酷な死じゃなくて良かった…と一度安堵させてからの爆殺…こ…こんな事が許されていいのか。禁断のブチ殺し"二度打ち"はルールで禁止スよね。

いやあのですね、1周年記念巻頭カラーでこんなのやっちゃっていいんすか。今週から初めて読んだ人が1話からチェキったらシュールギャグとの温度差に風邪ひくんじゃないでしょうか。それくらい川江先生は頭幻妖じゃねえのと確信しました。マジで爆発オチなんてサイテーじゃん…

過去のそのものが先輩にとって呪いじみているのがキツイ。晴くんを止めなかった、止められなかった後悔。そして以前先輩がつけていた誕プレが指輪。あの時泣いていたのはそろそろ命日が近いのを思い出したからでしょうか。せな、学郎くんのリボンとセットで覚醒アイテム化せな。

痣の前例がないのもマジ初見殺しなんですが、どのタイミングで起爆なのかすら分からないし、もしかしたら痣を通して見られている可能性すらあるのが怖いです。…人間爆弾やばない?なにより解呪法すらまだ分からないですよね?ここは死体限定で爆弾化と捉えておきたいですが…

ところで地味に現副隊長が先輩から「怖い顔の優しい人」呼ばわりされたのは笑ってはいけないのに辛辣でジワったんですが、この人も相当つらかったでしょう。晴くんとの関係も把握済でしょうし。先輩に青春しろよと念を押したのも強く元気に生きて欲しい気遣いに見えてきましたよ。

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燕ちゃんは転移結界発動。だから、途中までついていく必要があったんですね。やっべそれ視野に入れてなかった…鵺さんがいるから現状大丈夫とはいえ、この子がいないとマジで詰みを覚悟せざるを得ないチキンレースです。しかし現最強キャラがザコ幻妖退治ってなんか新しいな。

先輩が式神召喚!ふええ!?そこは盡器関係じゃないんかーい!まあトドメで盡器名開示されそうだし、このサプライズの為に修業描写を伏せたとも考えられます。手札が増えて嬉しい誤算です。しかも淵廟は代葉ちゃんの「眇の鴉合」と同クラスですよ!大分実力が追い付きましたよ!

淵廟2番拘束霊鎖解放 式号「棘牢冠(おどろのろうかん)」はケルベロスのような式神。スピード特化の先輩なので、手数を増やすことに期待できそうですね。あとでかいし名前が強そうなのもポイント高いです。眇の鴉合より強そうだけどあっちは数の暴力が脅威ですしね。

タクヤさん(仮)は聞いてた情報と違う事実に大歓喜しているとバトルジャンキーでしょうか。しかし「お前達に完璧で退屈な計画に潤いを与えてくれた!」って、オリチャー至上主義っぽいんですけど!悪役が先輩のサプライズを評価してくれるのは素直に嬉しいんですけどね!

晴くんを爆殺したボマーはタクヤさん(仮)ってチョーSだよな!もう許さねぇからなぁ〜?いや全然予見してなかったですよ!若干唐突さは否めないですが、まあこのタイミングで因縁の敵と邂逅してくれるとぶ熱いからいいんですが!どのみちレベル4集団はクソだと刷り込まれたし!

戦闘モードは「人牢解除」と詠唱するのは素直にかっこよかったです。なにより「人の牢」ってのが鵺さんとは真逆に人間を愚弄している感あっていい。人の皮を被る=そんなん地獄やで~と見做してるようです。まあタクヤさん(仮)も例によって人型幻妖なんですがそれは。

タクヤさん(仮)は戦闘モードになると顔に傷が見られたのは晴くんがつけてやったのでしょう。つーかそう思いたいですね。どのみち晴くんだけでなくタクヤさん(仮)にも一生消えない傷を負わせられたんだなと思うとちょっと浮かばれた気がします。まあこの傷も歓びそうだけど。

ウィッチウォッチ

今週くそおもしれえ~!!篠原先生は「有り得るかもしれないバズ現象」の解像度が高すぎィ!!太ももドリンクマジで流行りそうですよ!つーか割とマジに流行ってほしくなったファッション性ですよ!何がバズるか分からない現実という説得力を逆手に活かした神回でしたね~!

作中のまとめサイトも解像度高かったですね~。嘘松判定してくる逆張り野郎はネットに生息しますわ!その中で生成AIの意見はとても的を得ていました。だってぼくは『オタ恋』の広告が初見AIだと見抜けなかったから…AIって妖怪のせいにする並にとてもべんりですね。

バンの二次創作イラストも現実あるあるな解像度高い!乙木家メンバーからすればどうしてこうなった案件ですが、数年前のクッパ姫みたいな一時の謎ブームがマジで起こりそうだから怖いですよ!だからってオタクに優しいギャル化するのは尊厳破壊スレスレじゃないっすかね!

カンちゃんが金に走れば約束された炎上。こういうのを蛙化現象って言うんでしょうか。蛙じゃなくて竜だけど。『100ワニ』『ドリトライ』みたいに公式本家が調子こいて流行りに乗ると冷めるのあるあるですね。野獣先輩は淫夢ごっこしなくて大正解だってはっきりわかんだね。

今週のノリはこち亀ぽかったんですが、冒頭以外乙木家でコントしている空気感が好みでした。巧く言えないんですが、世間がやべーことになってるのに対し、乙木家というスケールの小さい一軒家でずっと「俺達やべーことしてんぞ…」と世界を変えちゃったギャップも好みです。

ワンピース

千年前の世界が海底に沈んでいるって、なんだかFF10みたいな話になってきましたね~。もうその気になれば千年前のエピソードやれそうじゃん!ワンピゼロやれそうじゃん!ぼくは読みたいから連載終了後にスピンオフとしてやっちゃってもいいレベル!

嘘乙だのギャースカパニクっている民衆がいる中、「まだまだ世界は面白いね」と愉しんでいるような様子のDr.くれはが良かったです。まあそんなリアクションしそうというか、してくれて嬉しいわけですよドフラさん同様。大惨事を喜劇に楽しむメンタルがすごく良い。

ナス寿郎聖さんはやっぱり尾田先生の中では五老聖でキャラデ含めて一番気に入って贔屓目に描いているのでは…!今回の絶刀空閃は見開きも相まってつよつよオーラありまくりでしたよ!同じ剣士にしてジジイ同士、篁さんとぶつけてやりたくなったレベル!

アオのハコ

先週先輩に告白してた子は思ったほど脳破壊してなくてほっとしました。いやBSSによる脳破壊案件なんてドラマティックに脚色しているきらいがあるし、そもポッと出な子ですからね。「早く言ってよー」は仮にぼくが友人なら軽く「次があるさ」と慰めたくなる程良さがありました。

元カノ発言=仲良いマウントムーヴと捉える菖蒲ちゃんめんどくせえ!と思いつつも、そう見えても別に無理はないかな…と妙に共感です。今は友達の距離なんだろうけどそう割り切ってくれよ、また付き合う気じゃないでしょうね!とBSSになるのを畏れちゃう感じです。

指輪型キャンディはまさかそれ先輩しゃがんでペロリするんじゃないでしょうね!?えっちすぎひん!?とハラハラしつつレッツ背徳♪な期待をしまくったら、ないよ(笑)ないんか…いやあるとしても口付け程度だと思ったんですが、流石に青春ムードじゃないからないですよね…

さいくるびより

今週も感想に困るなあ…きょこさんは読心悪用してゲスいことやってるクソアッピル後にことねさんを気遣う美点が見られても「そう…(無関心)」って感想です。まずこの人良いなあと思える魅力には結びつかない、読者から嫌われないように無難に予防線を張ってみた感じです。

呪術廻戦

五条先生らしき何者の額の縫い目を刮目した瞬間、「すわ羂索!?でもあの人ならこういうのも面白がりそう!」と刹那に警戒したのはぼくだけではないはずです。中の人は乙骨くんで良かった…!いや六眼移植じゃないんかーい!?と思ったけど流石に五条先生が可哀想ですか。

乙骨くんがんばりましたね…!彼の漢気にぼくはクッソ感動しましたよ!回想は最初「五条先生敗北プランの上で肉体使うのどうなの!?」とツッコんだんですが、真希さんは当然断ったし日下部さんも人間性云々問い詰めてて御尤もな正論を唱えてくれたのがまず良かったです。

でですよ!五条先生全振りで押し付けるのはダメだろと人間性放棄上等の上で僕も怪物になると啖呵を切った乙骨くんがクッソかっこよかったわけですよ!もうこの覚悟完了っぷりにとても止める気になれないわけですよ!尊重するしかないわけですよ!ちょうアツかった…!

乙骨くんがキレ気味に啖呵を切ったのが自分のエゴを通してて好きです!ちゃんと共感できる作戦だし、怒りを押し付けてでも本気で実現化したいのわかりみありすぎるんですよ。あと歳相応の背伸びした男の子らしくてすごく好き。今週で乙骨くん大好きの領域に達しました。

五条先生(乙骨のすがた)は静寂な雰囲気で別人だとわかるのも良かったです。乙骨くんは案外感情的になるシーン多いけど(ex.夏油さんに「殺してやる」と宣告)、今回の登場シーンは普段得意気な五条先生には出せない色気のある味が出ていてかえって新鮮味ありましたね…!

今週すごく良かったんですけど、まーた虎杖くんが蔑ろにされちゃったのは流石に不満ですね…あとどのみち乙骨くんがまたやられそうな負の信頼があるんですが、今回過去最高に主人公やってくれたから虎杖くんと共闘してほしいですよ!!形としては教師生徒の共闘だけど!

宿儺さんが「すまんな!!ナメてたよ!!」と笑ってたのはほっこりしました。最初「ありえん……!!」と信じられない様子だったのにすぐ愉しくなっていたのは貴方ラスボスの器ありますよ。人間性を放棄すればどのみち宿儺さんは確実におもしれー判定しますよね。

飛んで火に入る夏と蛍

良い読切なんですけど、個人的テンションは竜頭蛇尾かなあ~って印象でした。前半は良かったです!まさかの女子バスな導入で主人公がヒロインの幼馴染に惹かれたのはオッとなったし、元より里庄先生は可愛い女の子が描けるので花火ちゃんがかわいかったのが良かった!

なによりですよ!別にメスガキじゃないけどソレっぽくわからせた描写がすごく良かったわけですよ!男子より背が低い女子からシュート決められて身長最強説を否定するオスガキわからせムーヴでぼくは絶頂したわけですよ!なんだこの正義のメスガキは!ぶ熱いじゃねえか!

『火ノ丸相撲』の沙田くん(イケメン)が「相撲=ダサい」という偏見を払拭させたのに近いですね。背が小さい子が高い奴をわからせる下剋上スタイル。でも今回花火ちゃんが得意気なメスガキっぽいツラしてるのめっさゾクゾクしました。これだけでカリスマを感じました。

てなわけで、花火ちゃんには初っ端から引かれたんですが、あくまで主人公のケーキくんがバスケにのめりこめたきっかけの人物で後半出番なしが残念でした。いやかけがえのない存在だから全然空気じゃないんですけど、せっかく良いキャラだけに勿体なかったんですよ。

なんといいますか。後半ケーキくんと夏茜くん中心で普通寄りになっちゃってしまいまして。入部ストーカームーヴはケーキくんを見込んでいる布石だったのは良かったし、爽やかな気持ちで読めたんですが、花火ちゃんがとても魅力的だった子なだけに勿体ない気がします…!

ケーキくんのフェイクプレーは「えっきみそういうキャラなん??」と別人のように見えて戸惑ったり、「飛んで火に入る夏の虫」をモチーフとした台詞回しもクサくてちょっとそれ言いたいだけなんじゃ…感があって微妙でした。トータルで見ると肯定寄りなんですけどね~。

僕とロボコ

今週の話はよくわからなかったです。中盤ボンドくんがモツゴリ殴殺疑惑は「まさか前半はこのミステリー展開の前フリ…!?」とちょっと好奇心が湧いて気になったんですが。ところでロボコがチョコザップに行ったのは次号辺り提供案件になるのでしょうか。

超巡!超条先輩

今週サブタイに「変身!」とあるし、冒頭でヒーローの話題がされたのは明らかな布石。そして先輩はコロコロキッズだと分かっていたのに、マジの戦隊ヒーローになっちゃうまでは想像してなかった…!いやいつもの先輩とチンレッドの世界観かけ離れすぎですよ!想像できねーよ!

「チンレンジャー」って青藍島のローカルH EROみたいですね。リアルの警察もニチアサキッズのハートキャッチするためにパトレンジャーもどきをやりそうです。まさか次回は由基さんがチンイエローに参戦してポンちゃんがチンブルーな気持ちになるんじゃないですかね?

散々嫌われ者だった先輩が急に優しくなったのはスゴイシツレイを承知の上で由基さんをバカにできないくらいきめえ!!となりました。「俺の恋人は珍宿の市民全員」はぼくの中の由基さんが必死で解釈違いを訴えてる!!優しさが人間を狂わせるって残酷すぎやしないか…!?

願いのアストロ

正直この漫画はキャラやアストロという設定に魅力を感じないので感想が書き辛いんですが、今週は釦さんのキャラに入り込められたので比較的に書きやすい回でした。まだ面白いとはハッキリ言い難いんですけど、過去最高に読んでて興味が湧いてくる要素が見受けられたのです。

釦さんに悲しい過去や彼のアストロがジッポによるカイリキー化の根拠はちゃんとしたフックになってくれました。直接明言されてないけど「いつだって背中から頼れる(兄の)手がのびてきて」でもしかして兄に未練があってカイリキー化では?と察しつつ腑に落ちたんですね。

釦さんは兄貴と叶えようとした夢を捨てていながらアストロや形見のジッポから兄貴への未練が見られるのがキモなのだろう、本作のキャラで初めて血が通っているなと思いました。まだ好きになれるほどじゃないけども、敵役でありながら良キャラのポテンシャルを感じました。

うーんでも改めて考えるとノイズは残るなあ…釦さんが初登場時サンシタキャラくさかったのが浮いているといいますか。今回の悲しい過去が判明すればこの子全然ワルに見えないわけですよ。ヒバルくんがいらねーと敵意剥き出しだったのが更に疑問になったわけですよ。

今回のシリーズってヒバルくんが入り込む必然性あるんですかね?釦、ボタン、クランだけで完結しているのでは?ヒバルくんが決闘を経て決定的に流れを変えたとしても、この子じゃなければ変えられない決定打、三人との関係性が見つからないといいますか。

クランさんのアストロがモシャスなのでタイマンで釦さんに勝てなかったのも納得…ですが、どちらかというと釦さんがインチキ武器を手にして勝てたみたいです。つーか初めてファンタジーめいた能力が出てきたんですが、そのうち悪魔の実みたいにカテゴライズされるんですかね?

SAKAMOTO DAYS

「どうすりゃ篁さんに勝てるんだよ!?」のアンサーが「俺自身が篁さんになることだ」は単純明快なアンサーでした。もっと言うならば、確かにスラーさんは二重人格とは明言していませんでした。だからってインスタントで篁人格形成は全然想定していなかった…!すごい力技…!

今週マジに意表を突かれた展開で面白かったですが、ガッカリな気持ちもありまして。スラーに宿った篁人格は偽物同然でしょう?本物の篁さんが負けるのは理論的に納得なんですが、気持ち的にはそれは認められない…!いやまだ生きてるかもだけど!不意打ちすりゃいいけど!

あー、でもやっぱり今週の展開すごく面白くてワクワクしてきましたよ…!篁人格を獲得したスラーさんがラスボスらしくなってきてゾクゾクしますよ!その気になればどんどん人格取り込めるんでしょう?そんなんバケモンやん…!徐々に育っていくラスボスで素敵やん…!

極東ネクロマンス

シシのおかげで死霊をボコれて魂を感知できた、流れ作業的なチュートリアルで微妙でした。ハゲ死霊さんは書庫よりもっと良い所に隠れようよと言いたいんですが、本人はめちゃくちゃ調子に乗って反省してたのが死霊のくせにやけに人間臭くて好きです。頑張ってほしかった…!

あかね噺

全生師匠etcが煽ってきてもまいける兄さんが何かしら一転攻勢を仕掛けてくるからどのみち裏目に走るしかないぜ~!と思いながら読んでいたのですが、あらら案外ピンチっぽい。まあ初っ端から拍手喝采は拍子抜けと理解しつつも、まだ会場に熱が入らないのは悲しくあります。

全生師匠の口癖を拝借させていただくと「いいけど別にいいけど」なメンタルで読んでいるんですが、まいける兄さんの十八番・唄い調子があんまり刺さっていないとこんなハズでは…となっちったんですよね。まだ引出しあんだろと期待余裕はあるんですが…大丈夫かなと不安もあります。

今週一番オッとさせたのは「そう上手くはいかねぇか」のシンクロ具合ですかね。まいける兄さんの不敵さは期待通りとも言えます。あれだな、今週思いの外綱渡りな状況なので次回からの一転攻勢は派手な賭けじみてて楽しみなわけですよ。ちょう朝師匠がいたら喜びそう。

全生師匠に悲しい過去…喜劇王というより笑われたっぽい?志ぐま師匠や一生師匠がチヤホヤされて嫉妬みたいな?それでもここから四天王に登り詰められたならヘイトタンクの割には努力家ってことでしょう?まだこの時点だと屈辱や苦しみは分からないので次号以降待機ですね~。

前々から思っていたことですが、若い頃の志ぐま師匠や一生師匠はめっちゃイケメンですからね。ルックス的に注目度が違うのは仕方ない。なら笑われるのではなく笑わせればいいんじゃないか、それで喜劇王と呼ばれる過程を築いたなら全生師匠ってばやはり努力家ではなかろうか?

うーんでも自分と同じ屈辱をわからせたいのは理解できないですね…四天王なら大分上の立場でハッピーハッピーやんケ。それで下を蹴散らしたいのはワルだぜワル。敢えて無理矢理解釈するなら、まいける兄さんの芸を否定…?自分の二の舞を踏ませない的な…?ぜ、全然自信ないです…!

逃げ上手の若君

お、投石!石礫ってクソやべーのに意外と描写されないんですよね~。その理由が「投石のシーンがないのは画的に映えないから」で悔しくもドチャクソ納得でした…!いやまず映画ならマジにやられると撮影どころじゃないけど!じゃあ漫画アニメはなんだ!やっぱり地味なのか!?

「原始人が遊んでいるように見えるから戦の説得力が出ない」もマジでぐぬぬ状態余裕ですが、野球のフォームみたいにカッコイイ投擲武器の投げ方って案外思いつきそうでむつかしいんですかね。でもスタイリッシュすぎるのも変ですね…まずチャクラム投げろよって言われそう。

夜桜さんちの大作戦

凶一郎兄さんとここで分断させるにおいて灰さん敵化おかなしい…太陽くんと痴話喧嘩してる場合じゃないですね。契約とは言っているけどどうしてそうなった案件すぎるし、回想でサムライ8ばりにはぐらかされたモヤモヤ解決は凶一郎兄さんならブチギレたっていいでしょう。

キルアオ

全然自信がないのですが、二人共謀説でしょうか。うち片方が工作室で作ったスペア仮面を装備。あまりにも想定内の展開すぎてないとは思いますが、もしかすると次シリーズの新たな幻獣組は双子でそのための布石だと考えられます。たぶん今回大狼さんを試すために弄んだパティーン。

カグラバチ

柴さんの瞬間移動便利すぎひん?と前々から気になっていたら回数制限なのかはたまた別の誓約付きでそれはいいんですが、ゲートオブバビロンを凍結させられたのは敵の技なのになんか悔しかったです…!せっかく良い構図なのに不発で終わると残尿感がすごかったといいますか。

受験抗争

短編ギャグ読切として綺麗にまとまってて良かったです。情報流出させちゃったのは割とシャレにならないですが、まあこの子まだ中3なので若さ故の過ちとして流しておけばいいでしょう。いちおう汚い大人に騙される社会の理不尽さも受験ついでに学べたでしょうから。

グリーングリーングリーンズ

オリバーくんは今回でガチに友達になりたいと断言できるほどイイヤツになりました。だって自分の時間を削ってまで珀くんのために突発的にゴルフ場へ連れて行き、目標が何なのか彼に合わせてくれるんですよ?フツーそこまでしないですよ?聖人かよ?

「こんな聖人有り得ねーよ」と重箱の隅を突くヤツはいそうですが、オリバーくんは本気で珀くんをゴルフ沼にハメさせてやりたいWin-Winの関係を目指したいのではないでしょうか。「日常にしていけ」がまさに根拠です。プロ入りしたら常に後方理解面しそう。

「ドライバーで太平洋まで飛ばせ」と軽い冗談言ってくれたのも友達の実感が湧いてきましたね~。そこまで無茶だとしても、嫌味でもなんでもなく珀くんに期待してくれてるんだなって好意的解釈しちゃうんです。とにかくモチベを築くことに特化してくれてます。

今回のテーマは「理想の目標」。王賀さんが遥か遠き理想ですが、そこはもうあくまで最終目標にすべきですねー。これはゴルフだけに限らないモチベ事情です。比較対象が他人ではなく過去最高の自分にするのが一番良いです。長く地道にやるほうが断然良い。

今週一番好きなのは「今の一打が本当に「この間」を再現出来てたかは分からない」のくだりです。こう自信がないのは地味にリアルでわかりみありますね。画から客観的にイイモン打てたじゃんと見えたし、結果的に活気を取り戻せたのは望まれるべき結果です。

Dear Anemone

リエヴルさんは承認欲求モンスターだったでござるの巻。前回メガテンのサブエピっぽいと書いたら更にそれっぽくなりましたね。人間のおかげで知識(力でもある)を得たが、やがてすべてを支配したくなってきた欲求はCHAOSサイドにこういうのいそうです。

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