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そうだ 京都、行こう。その①【2024年GW京都旅行記】


◆京都旅行

2024年5月1日から3日まで京都旅行に行ってきた。

察しの通り、きっかけは『ブルーアーカイブ』のスタンプラリーである。攻略記事は上記記事を参照として、やはりこういう目的があると行きたくなるクチである。山があるからそこへ登るように、ミッションが課せられたなら積極的に成し遂げたくなるモチベが生まれてくる。
なので本記事はそのスタンプラリーの焼きまわし的な内容でもあるし、めちゃくちゃ淡々で特にマジに大した内容ではないのでご了承いただきたい。

ちなみに京都は小3の頃に一度行ったことしか記憶に残っていないのでもう白紙同然である。

◆新幹線

東京から2時間かけて京都へ。途中品川や名古屋へ停車。新幹線は乗るのが数年ぶりとあまりにも久々すぎるが、特に迷ったりせずすんなり乗れた。(下調べしたのもあるが)
なお睡眠時間はたったの4時間。とてもスタンプラリーに備えて体力が持つ気がしないのだが…早めに寝るべきだと理解していとはいえ、やはり『チェンソーマン』の最新話をリアルタイムで見逃さずにはいられなかったのだ。

車内はWi-Fiがあるのでまったりブラウザゲー放置しつつスマホで調べものをするつもりだったのだが、出発後はWi-Fiがあまりにも重すぎてなかなか接続しない。LTE回線なら従来通り普通に使えるのだが。うーむ、2時間のんびりするつもりだったのになあ。あと30分に一度切断するWi-Fiあるある仕様だ。そもそもここで睡眠に取れば良かったのではなかろうか。
でもその2時間が思った以上にあっさり過ぎていくからビビる。何故かは分からないが、体感時間がやけに早い。東京⇒京都が片道2時間だなんて改めてスゴいよな。

勿論忘れずにここで『推し旅』の限定ボイスを視聴。新幹線が一定速度に到達したのを感知して聴けるようになるとかすごいギミックだ。

◆京都市(午前)

9時到着。…雨だ。
折り傘があるとはいえ、せっかくのGWで雨はやはり空気を読んでほしかった。片手がふさがってしまったではないか…うまく行けない。だが逆に考えるんだ。滅多に来れない京都の日常を味わえると考えるんだ。あともし晴れの日だったらといつもの日常を俯瞰してみるんだ。

スタンプラリーの通り、まずは駅から壬生寺まで徒歩で向かっていく。約30分なのでそれなりの距離だが、如何にもな観光地な光景が視界に広がっていくのでそれほど苦にならない。

壬生寺は新選組の隊士たちが兵法調練場として利用していた場所として有名。なので周辺には新選組に因んだお店も見られていた。

続いてエディオン京都店へ向かって真っすぐ東へ。この辺からは如何にもな都会だな。東京とそこまで変わりはない。かもしれない。(しれない、というのは全域回ったわけではないので)

途中からアーケード街に突入。屋根があるので雨を凌ぐのに最適だった。が、このあたりから観光客らしき人物が多く散見されていた。ぼくの早歩きスキルが使えない。

ドチャクソ分かりやすく主張してくれるエディオンくん。

6階まではエスカレーターで進んでいく。こういう家電店は1階ずつじっくり回るのが好き(店の内装がどうなっているのか見てみたい)なのだが、今はそうしていられない。

3ヶ所目、漢字ミュージアムへ向かう為更に東へ。

このあたりから再び観光地らしくなっていく。

ミッフィーかわいい。

別途入館料が必要なのだが、物販等一部スペースは無料。

うおでっけ…
祇園祭で使われる山鉾、そのレプリカとのこと。あまりこういうものは普段から気にしていないのだが、12tってやべえな。そりゃあ数十人がかり要するわけだよ。祇園祭は7月か。

うおでっけ…でっけ…

京都駅もとい京都伊勢丹へ。再び商店街エリアへ。
ところで鴨川沿いへ進むまで花見小路通を通って行ったのだが、そこは撮影禁止区域だった。趣があって良い風景なのだが、それほど魅力的でやはりこの日も観光客が多い。案の定数年前からマナー問題が相次いでいるようだ。
なお花見小路通は『劇場版 呪術廻戦0』の終盤での京都校メンバー活躍の地としても有名だ。

京都駅だー!!ほんとはこっち側から出て「おこしやすされたー!!」とはしゃぎたかったー!!

伊勢丹でノベルティゲッツ。そしてこの時点での移動距離がこんな感じ。めちゃくちゃ歩いている。朝はプロテインバーしか口に入れていないので腹減ったな…

せやかて工藤!チキンタツヤや!
せっかく京都に来たんだからソレらしいものを食べろと言われそうだが、大分疲れている現状これしか選択肢になかった。バーキンに行こうとしたら現金は使えないみたいなのであきらめた。でも店員さんの喋りがちゃんと京都で謎の感動を覚えたのはここだけの話。マックだけに限らないけども。

◆嵐山

昼明け、13時前に嵐山到着。もう観光地。

どこかで来たことあるような、もしかしたら別のところだったような、もうとにかく修学旅行オーラがつよつよとしか言いようがない。雰囲気が良すぎる。

桂川きれいだなあ。川の音が綺麗だなあ。晴れ日和だったらどう映えたのだろうと今になって俯瞰してみたくなる。まあ画像検索したらすぐ出てくるんだけども。

ところでこのへんどこかで見たことあるなと思ったら、

『SAKAMOTO DAYS』でORDERが京都に訪れたときの光景だ。
確かJCC編と同時進行していた。もう2年近く前のエピソードだな。因みにこのシリーズのヤバいところが大佛ちゃんが人力車の兄ちゃんを清水寺から嵐山まで運転させた(10km離れている)件です。元よりこの漫画のモブもイカれているやつばっかだけどな!

◆宇治市

嵐山から京都へ戻り、そこから乗り換えて宇治市へ。

今年の大河ドラマ『光る君へ』の主人公・紫式部ゆかりの町として知られているが、

現在放送中の『響け!ユーフォニアム3』の聖地でもある。つまるところ、スタンプラリーの一環として訪れたわけだ。なおこのイラストは京アニが手掛けたとのこと。

京都は川が良いよね、川が。

藤原香子さんこんにちは。その本名説は否定されているそうですけどね。

スタンプラリーはこの観光センターで位置情報を取得するタイプだ。

結構展示物が多かったので一部のみ紹介。なお受付の方に「ユーフォニアムの観光マップいただけますか?」と声をかければいただくこともできる。

このあたりめっちゃ良いな…日本にいるのに異世界にいるような不思議な気分を味わえる。

ユーフォ3期5話(5月5日放送)のあがた祭りはまさにこの辺を久美子たちが散策していてめっちゃタイムリーだった。あがた祭りは毎年6月開催とのことなので流石に今年行くのは無理そう。アニメ10周年を迎える節目となる来年に行けたら行きたいですね。

◆稲荷山

いなりが入ってあるやん!
途中下車される方がめちゃくちゃ多かっただけに駅前は相当混雑していた。道路も狭いので交通整備が大変そうだった。

加美屋は最寄りに位置する。一日で8ヶ所中6か所回れただけでも上出来だろう。本日はこれにて終了、結構疲れも来ている。とはいえ、まだ16時。起床時間から半日経過しようとしている。が、全然満足しきれていない。

イクゾー!(デッデッデデデデ カーン

天野喜孝先生の名を見て「『ジビエート』の天野先生だ!!」って反応するのは本当に良くないことだと思う。お詫びとしてカツカレーをよく味わうべきなんだと思う。

でっけ…

「まさか稲荷山へ登るつもりなんじゃ…」そのつもりである。いや、最初は軽くふらっと寄る程度だったのだが、先へ行く足を止めてはならまいと謎のガイアがぼくに囁いてきた。

今日一日を締めくくるようなラスダン感すげえ………

めっちゃダンジョンじゃん!!RPG脳刺激されまくりじゃん!!

例によってここも『SAKAMOTO DAYS』の最凶死刑囚編の大佛ちゃんを連想せずにはいられなかった。

たけえ…登山かよ…登山なんだわ。

結構歩いたと思ったらまだまだ中盤に達していない、というか途中「ここから徒歩で40分かかります。冗談ではないです」的な注意書きが散見されていた。うげえ~、マジかよ。もう疲れているんだが…大分重い荷物を背負っているんだし、引き返すべきなのでは??

が、ここで先週見た『ゆるキャン△』3期4話のリンちゃんを思い出す。
「ここまで来たんだから行かないと勿体ないじゃん逆に!」「今後もし畑薙の吊橋を渡りたくなってもまたあの地獄のデスロードを走らなくちゃいけないんだよ?」という言葉を。

これ今の状況にあっているじゃん!中途半端に登った今、引き返すのはどうなんだ、まだ40分以上もあるとはいえ、登ったほうがいいんじゃあないか?

というわけで山頂まで登ってきた。

登山開始が1620、到着が1700。所要時間40分くらいか。下山時も40分くらいかかった。
山頂は眺めが良いのかなあと期待していたら別に遠方まで見渡せる景色がなくてちょっと拍子抜けかなあ。良い運動になったからいいんだけど。また訪れたとき登山するかと言われるとかなり微妙ではある。流石に体力と時間を持ってかれるよ!!無数の鳥居はファンタジー係数鬼つええからバリクソ興奮したんだけどさあ!

この辺の土産屋もどこかで見たことがある気がする…

ワァ…

もうちょっと早く訪れていればギリ入店できただろうに残念。まあ今度行けばいい。

18時、再び京都へ。雨も上がってきた。まだ明るい。

19時半。もう暗い。メシは南口にあるイオンで銀だこ食ってきました。京都らしいメシ食ってねえのはどうなんだ。

京都駅の雰囲気が良過ぎる…!こういう芸術的なクソデカパレスっていつの時代も興奮させられるんだよなあ。

特に京都タワーのライトがこのように照らされるのが素敵なわけですよ。

◆アパホテル

さて宿泊先だが、アパホテルを利用した。他サイトからの予約だが、二泊三日で約14,000円。

最初はシャワー付きの漫画喫茶(3,000円*2日)で泊まろうとしたのだが、やっぱりちゃんとしたベッドや風呂場があるホテルで泊まるのが精神衛生上大正解だった。
部屋自体は一人用だけあってそんなに広くはないし、風呂場はあまり使いやすいとは言い難いのだが、逆に言えば余計なものがない。必要最低限のテーブルがあるのでそこでぺちぺちノートPCが打てるし、風呂場から出てすぐにベッドへダイブしてテレビが見られる。

アパホテルには嬉しいサービスがいくつかあるので紹介していきたい。

ミネラルウォーター(500ml)2本。
所謂ウェルカムドリンクとして冷蔵庫の中に入っている。ラベルにはアパホテル社長の写真。自己主張が激しい。というか社長についてググったら赤坂見附本社ビルに「私が社長です!!」と書かれた大胆な看板が取り付けられているし、アパ社長カレーなんてのも出ているし、漫画の世界のキャラめいてて面白い。
ちょっとネタじみているが、無難においしい水。翌日以降にマジ助かった。ありがとう元谷社長!

アパバッグ。
テーブルの中に1袋、浴室に2袋あった。これが思いの外かなり使える。

もう明らか多目的バッグとして使い古してくださいと言わんばかりの注意書き。今回の京都旅行においてはブルアカの物販で購入した商品とショッパーを綺麗に保ちたいのでそれに使っておいた。しかもサイズはかなりデカイ。

もちろんテレビも大型で見られるのだが、

アニメや映画などが無料で見られる。
作品数はそれほど多くはないのだが、あったら嬉しい程度の配慮。ラインナップは随時更新されるかどうかは分からないが、まあ無難なチョイス。AVも無料で見られる。「修学旅行でAV見たら有料だった」という逸話があるが、アパホテルはそんな不安はしなくていい。TENGAは京都駅北口にあるダイコクドラッグ(営業時間9:05~21:50)で取り扱っている。
ちなみにぼくのオススメは『全身ぬるぬるの超高級マットヘルス』です。特に一人目の子が性癖にブッ刺さりまくりだった。

1日目の歩数記録はこんな感じ。
30㎞、7時間も歩いていた。そりゃ疲労のあまり足が痛くなって日付が変わる前に寝落ちしてもいいわけだわ。でも近いうちに挑みたい山手線徒歩一周はこれ以上に距離と時間がかかるんだよなあ。

2日目へつづきます

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