勇気を持って鬼に立ち向かう
節分ですね。
今日は幼稚園に鬼が来る。
年中組の息子は最近は時々、幼稚園をモーレツに嫌がる日があって、その時は"あぁ、これは無理なヤツだな"、と諦めて休ませるようにしている。今日もどうかなーと思っていたけれど、あのめっちゃイヤがるヤツではなかった。
なので、怖い気持ちに寄り添いつつ、この怖い気持ち、イヤな気持ちこそが息子の中にある鬼のような気がして、「◯◯くんには勇気がある。勇気を持って幼稚園に行ったら、鬼さんきっと逃げていくよ」と伝えて幼稚園へ送り出した。
去年の10月の運動会くらいから家で息子のテーマソングになっている"100%勇気"の歌。"そうさー100%勇気ー、もうがんばるしーかなーいさー"のアレです。それと同時期くらいから登園しぶりも増えてきていた。何か、自分を奮い立たせているのかなぁ。
緊張感、不安感をどうしたら安心感に変えられるのか。親として、何をどうしてやったらいいのか、と思う。でも、親としてできることはやっぱり信頼でしかないのかな。通わせている幼稚園の園長先生がいつも言う。「年長さんになったらどんな風に成長しているのか楽しみですね」って。年少の時には「そうですね」って笑って聞いていた。だけど、年中になってくると「年長さんのようにできるようになるって思えない」って思ってしまった。
子どもにとっては母親のことばって大人になってもずっと刷り込まれてると思う。言霊となって現実化する。だからこそ、"可能性だけをみていく"ってすっごい大事かもって思う。
勇気のある子だね
優しい子だね
アイディアマンだよね
耳がいいよね
感性が豊かだよね
みんなの前でできなくたって、家でできてるの知ってるよ
世の中には色んな人がいるんだから、あなたはあなたのままでいいんだよ
そんな風に息子のいいところをみていきたい。
無限の可能性を信じる。未来を決めつけない。
ありのままを受け入れられる器の大きなお母さんになりたい。
だけど、まだまだ揺れてしまう未熟な母としてのわたし自身も認めてあげたい。
あなたもわたしもあるがままでいいんだよって。
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