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小さな循環から豊かさを

今年も梅シロップづくり。
都会暮らししながら、時々田舎のやまの家に通うような生活が始まっています。
やまの家についての記事はこちら参照↓

じゃがいもを植え、トマト&バジルを植え、さつまいもを植えました。
畑といっても、一番目の畑、じゃがいもは夫とふたりで2時間かかって掘り起こした1㎡。笹の根っこがはびこっていて、取り除くと思いの外土が減り、落とし穴みたいな穴ぼこに。かろうじて種イモを2つほど植えただけ。地植えのプランター的な畑となりました。

2番目の畑は同じ2時間で1×2mと効率アップ。3番目の畑はほぼ夫ひとりで1×2m。
ちょっとは畑に近づいてきました。
でも畝を作ったところに、動物の足跡が。
横の竹藪からどうもけもの道になっている様子。そんなところに畑なんて作ったら、いかにも餌場を作ることになるではないか。
かといって、仰々しい柵を作るのもなんだかなぁ。目指すは自然との調和。微生物たちからケモノたち含めた生き物、雑草から野菜含めた植物、あめ、つち、おひさま、そして人間の調和。はてさて、どうなることやら。様子を見ながら対策を考えたいと思います。

梅の季節には毎年、和歌山から南高梅を取り寄せていますが、やまの家でも1kg弱の梅がとれます。まだちょっと早いかなと思いつつ、天気によって次いつ来れるかわからないので、早めの収穫。おいしい梅シロップになぁれ。

それから最近はじめたこと。コンポスト。生ゴミを土に還して堆肥にする。前にも一度、段ボールコンポストに挑戦して見事に失敗したことがある。ウジがわいてそれはそれは悲惨なことに。にもかかわらず、また挑戦するなんて。無謀。でも、やっぱりやりたいんだよなぁ。生ゴミ処理器やコンポスト容器は住んでいる地域によっては助成金がでる。調べてみると、電動のものだってある。にもかかわらず、私が選んだのは手動式。土をクルクル撹拌させて分解を促す。私の場合、エコとか生ゴミを減らすことよりも、土に還すってとこにものすごく魅力を感じている。生ゴミが微生物によって土に還るってすごくないですか?もったいないって感覚もちょっと変わる。ただのゴミになっちゃうと思うともったいないけど、微生物のエサになり、土に還ると思ったら、もったいないって感覚なくなる。子どもって平気でごはん残すんですよね。もうあとひと口やんってところで残したりする。残さず食べなさい、とか残したらもったいないよって教えられてきたし同じように、当たり前にそう言うけれど、自分が一番満たされたところで食事をやめるって、身体にとってはものすごく大事なことのようにも思うんですよね。もったいないからって、こっちは子どもの残した残飯を食べたりするけど、冷めきっておいしくない食べかけのもの口に入れても、身体は喜ばないし、必要以上に食べることになる。でも、もったいないの感覚がかわれば、子どもがごちそうさまって言えば、はい、ってなる。もちろん、微生物が分解できる量のバランスは大事だけど、ただ循環していると思えば、必要なだけいただいて、残りは自然に還して、またその土で作物ができて、また必要なだけいただいて、、、。そんな風に循環していけばいい。そして、それを自分の手の届く範囲で、目の行き届く範囲でできたらすばらしいと思う。そんな暮らしの中に、豊かさがいっぱい詰まっているように思う。

まだまだ試行錯誤の挑戦中。
また経過をお伝えできたらと思います。

最後までお読みくださりありがとうございます。

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