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本を読む人と本屋さんに行くこと


本を読む人と本屋さんに行くのが好きだ。

読書をする人と行くと、本についての会話ができる。先日大学時代の友人と行った時にも、あれこれ会話をした。どれが好きなのか、最近何を読んだのか、その本に関する思い出、など。
本についての会話が、自然と進んでいく。

本を読む人と本屋さんに行くことで、本について話をする。話をすることで、読書体験の共有ができるのだ。

「読書」って、誰かと一緒にすることが難しい趣味だと思う。スポーツやゲーム、習い事なら人と一緒に楽しむことができるだろう。

反対に、読書は一人で本と向き合うもの。人と一緒に楽しむ、という感覚を抱きにくい。

しかし本について話をすることによって、読書の楽しさを共感できる。お互いの違いを知り、理解を深めることもできる。本ってその人の価値観や言葉選びに影響してそうだから。

そういえば、ジブリ「耳をすませば」の主人公たちも、共通の趣味が読書だった。本の話を通して惹かれていく二人。素敵なきっかけだ。

本について話すって、居酒屋やカフェでは小っ恥ずかしい。でも本に囲まれた場所ならば、スムーズに話すことができる。

図書館でも本屋さんでも、ブックカフェでもいい。人と本屋さんに行き、話をする喜び。これからも定期的に味わおうと思う。




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