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レポ#34 男鹿水族館GAO

夏休みの旅行は、東北へ行った。両親がずっと青森と秋田には行ったことがないと言っていたこと、私も東北の水族館に行ってみたかったことが重なって実現。まず1日目は初訪問の男鹿水族館に行きました。

基本情報
場所:秋田県 男鹿市
入館料:1100円(大人、2022.10.15時点)
飼育点数:約400種10000点(水族館ぴあ2015)


チケット・パンフレット

チケットはこちら☟

写真は全部で6種類あるらしい。家族の分と含めて3種類違うのを頂きました。

パンフレットはこちら☟

小さいサイズの三つ折り。なぜか手元に2種類パンフがあるんだけど、たぶんこっちが最新版。
裏には記念スタンプが押せる場所。自分押すのへたくそすぎて笑う。
三つ折りの内側は館内図。3階建てで順路が決まっているタイプ。


水族館まで

秋田までは飛行機で行きました。

遠くに雲がかかった山が見えます。
空港になまはげ。
秋田空港から男鹿まではレンタカーで向かいました。道の駅でポスター発見。ちょうどこの時期、右の大森山動物園でユキヒョウの子どもの展示が始まって話題だった。
水族館の前の海岸はジオパークに登録されています。
こんな感じで入江(?)になっており、水族館に入る前から一つの観光地のよう。
大自然の中にコンクリートの建物がそびえたつ。


男鹿の海大水槽

入ってすぐは、いきなり大水槽です。

番号が振られてコーナーが分かれているので、それを見出しにまとめていきます。
どーんとどでかい水槽。岩も特徴的ですね。
つやつやのエイ。
アクリル分厚い!
大水槽にはこれだけの種類の生き物がいます。
横からは上を見上げられるようにカーブしている。
奥行きもかなりあります。
裏側にまわると小窓があるのですが、男鹿の観光地「ゴジラ岩」のような擬岩。
口元で休むお魚。
エスカレーターで2階に上がると、大水槽を上から見られる。
上からだとゆったり泳ぐカメが見られた。
コバンザメ「竜宮城に連れてって~」


日本の海水魚

日本の海水魚コーナーは中ぐらいの水槽が並ぶ。

このコーナーの見出し、和風でかっこいいです。
水面近くで群れになるサギフエ。
幼魚水族館で見たときよりたしかに赤い。(幼魚は銀色に近かった)
コモンカスベ。北海道や東北ではエイを「かすべ」と呼ぶらしい。
ホウボウ。きれいなヒレを広げる姿は見られなくて残念。
これぐらいの大きさの水槽が並んでいました。
ユウレイイカの標本がありました。いつか新江ノ島水族館に生体が入っていたよなぁ。
ハギかな?(名前がわからない・・・)
最近見かけるたびに気になるアミメハギ。
タカアシガニ!ちょっと寂しそう。
筒型水槽には、マアジ・ヒガンフグ・コブダイが泳ぐ。




秋田の森と川の魚

日本の海水魚コーナーと同じフロアで一続きになっている。

開放感がすごい。
後ろの自然と一体化していてとても美しい。天気も相まってすごく魅力的な淡水魚展示でした。
スタッフさんが採集したコーナー。
ムカデメリベ。ウミウシらしい!
開放感のある窓側の反対には中ぐらいの水槽があった。
レアな黄色と青のニホンアマガエルが展示されていた。



日本海の海底

お次は、海底コーナー。

ここからはちょっと空間の仕切り。
GAOが初めて繁殖に成功したらしいカジワラエビ。
どこが頭なの・・・?他にヌタウナギがいましたが、人を選びそうな見た目だったので割愛。
大きめな水槽もありました。
メガネカスベかな?登別パークニクス生まれらしい。



サンゴ礁の生きもの

エレベーターを上がると、サンゴ礁コーナー。

横長水槽が目に飛び込んできてテンションが上がります。
きれいなメガネモチノウオ。
重なるサザンフィドラーレイ。オーストラリアの生きものらしい。
ヒメツバメウオ。小さな魚も泳いでいました。
ターン後メガネモチノウオ。よく撮れた嬉しい1枚。
横長水槽の後ろには小さな水槽が集まるコーナー。
博物館のような展示も。
ブルースポットジョーフィッシュ。巣穴からひょっこり。
絶対いるだろうな~と思って探したらやっぱりいたニシキテグリ。
水も透き通っていて、美しい水槽が並ぶ好きな空間でした。



アマゾン

お次はアマゾンコーナー。

サンゴ礁コーナーとひとつづきです。
水面がを真横から覗ける。
一つの水槽をいろんな2方向から見られます。こちらが広い面から。
ポルカドットスティングレイ。「レイ」は英語でエイの意味。
ピラルクのあくび。
大きい水槽の横には個室があった。研究小屋らしい。
光合成の化学式って習ったかな・・・。
ピラルクの骨格標本。魚とは思えないぐらいしっかりしてる!
エイの顎骨。あたりまえだけど口の形。
おやすみ中だったけど、電気を発する生き物かな?秋田らしい竿燈まつりっぽいオブジェ。見たかったな。
アストロノータス・オケラタス。人になつくことがあるけど、この子は強気で素行が悪いらしい。大水槽にいたけど片っ端からケンカを売り、無期限の出入り禁止で一匹の水槽に・・・。
アマゾンコーナーを進むと、海に面した休憩室がありました。
充電用のコンセントもあって、ずっと居座れそう。


お昼ごはん

お昼ごはんは、館内のレストラン「フルット」で食べた。

お子様ランチみたいなフブキのパンケーキセット。どちらかというと蒸しパンみたいで美味しかった。


ホッキョクグマ

GAOと言えば!のホッキョクグマ展示。写真も多いので、3つの小見出しに分けてまとめます。

広場

ホッキョクグマの展示は2ヶ所あって、広場と水槽がありました。

広場は開けた場所にあります。
広場には、プールと擬岩がある。室内の寝室と自由に行き来できるみたい。
広場には、一昨年生まれのフブキくんとお母さんがいました。
こんな感じで屋外に出て、柵の下にいるホッキョクグマを見ることができる。
いました!大きな浮きで遊ぶフブキ。
プールから上げる。
よいしょっと自分も上がります。
でっぱりを器用に咥える。
玉乗り!
再びプールに戻り、犬神家の一族になる。
お風呂に浸かっているかのよう。
おもちゃを抱きしめる愛くるしい姿。
見たな!?
見ていて飽きない・・・

このとき広場には、1頭しかおらず、お母さんかフブキかわからなかったのですが、受付の方に聞いてよく遊んでいる方がフブキと教えてもらい、のちにご飯タイムでユキが出てきたときに確信できました。



水槽

室内から見られる水槽には、フブキのお父さんである豪太が暮らしていました。

フブキと比べるとやっぱり顔つきも体つきも立派。
水槽とは言っても、こっちも屋外です。空といい感じ。
なんかいい表情。


ご飯タイム

私がお昼ご飯を食べ終わって2周目を周っているとき、広場の方のご飯タイムに出くわすことができました!

右上に飼育員さんが見えますか?なんとここから魚を投げてあげていました!
ご飯タイムで初めて姿が見れたユキ!寝室から出てきたようです。
後ろからやってきたのがフブキ。
2頭並ぶとユキの方が白いです。
飼育員さんとプールを交互に見ていた。「プールに入ってるよ!」と言われるフブキ。
プールに入ったら目の前に魚がきてポチャンとなっている瞬間。
両手でつかんで食べていました。
おいしそうに食べる。
ぶるぶるする瞬間が撮れたので4コマ連続で。
周りの水しぶきもすごいですね!
ご飯も食べ終わってのんびり。
なんでしょう、動きが全てユーモアがあります。
とってもかわいいフブキくんでした!
広場は屋内の反対側からも見られます。
おもちゃ、こんなになっちゃうんですね!
屋外よりも低い位置で観察できます。



ペンギン

ホッキョクグマの豪太がいる水槽の隣がペンギン水槽。

完全屋内水槽だった。
ジェンツーペンギンとキタイワトビペンギンの2種類が暮らしている。個体の説明がすごい!
ジェンツーペンギンは手前側にいる子が多かった。
右のお腹に斑点があるこの子はもしかして!?
ハムちゃん!男鹿に来たら絶対会いたかった。ジェンツーで珍しい斑点模様があるのです。
そして奥の方にいたキタイワトビペンギン。1羽ジェンツーが居ますね(笑)
ガラス近くまで寄ってきたジェンツー。
飛び込んで泳いでいるところも見られます。
凛々しい表情はしているけれど、体系のぽっちゃり感でかわいさが隠せないイワトビ。
イワトビのシンクロ。
右の子、目の上の黄色い冠羽が短い。なんと亜成鳥でした!大興奮!
イワトビペンギンの亜成鳥を見たのは初めてかも。黄色のちょこっと冠羽がかわいすぎる。
お腹のもっちりもたまらないですね。
しゅわしゅわジェンツー。
カメラに興味をもって寄ってきたイワトビさん。
最後にきれいに撮れたハムちゃんを。




ハタハタ博物館

ペンギン水槽から先に進むと、まずはクラゲコーナー。

比較的小規模なコーナーでした。
ミズクラゲは大きめな円柱水槽に。
インドネシアンシーネットル。クラゲ撮るの難しい・・・。

ここから秋田名物「ハタハタ」の専門コーナー。

男鹿水族館までの道の駅でもハタハタがたくさん売っていました。
解説の気合いの入りようがすごい。
生体は暗いゾーンにいます。
すごい量!稚魚かな?
こちらは大きくなったハタハタ。深海に住んでるんですね。
食べられそうなサイズ!



ひれあし's館

最後は、ひれあし's館。アザラシとアシカが住んでいます。

自動ドアから一旦外へ。
「生きている図鑑」がコンセプトらしく、本棚風の壁紙。一冊一冊ちゃんと男鹿らしいタイトルで素敵。
裏側の様子。銀鏡つかささん著書の「日本の美しい水族館」で撮られていたので気が付いた風景。
まずはアザラシ水槽。
もしやこの小さい子は!?
今年の3月に生まれたおんぷちゃんでした!
縁起の良い茶柱。
こっちはエビフライ?
茶柱を横から見ると。
ステージ(?)ではアシカがトレーニングしていた。
スタッフさんと仲良しそう。
下に下りて館内に入ると、アザラシ水槽・アシカ水槽の水中を観察できます。
!?
なんだこのかわいすぎる子は。
絶対人が来るの待ってるよね?
写真も撮らせてくれます。
後ろから忍び寄る他の子がお気に入り。
こんなに近くで見られるとは。調べるとこの子はよくこの場所にいるそう。
まわって後ろから見る姿もキュート。
太陽光が入る小窓も。
四国水族館の有名スポットに似てる・・・。
見返りアザラシ。
おんぷちゃん、この消火栓用のホース?みたいなおもちゃが大変お気に入りのようでした。
一番奥がアシカ水槽。
じゃぶじゃぶ泳いでいた。



グッズ

グッズは4つ買いました。

まずは、おんぷちゃんのメモスタンド。せっかくなので、同伴者の種類が違ったチケットを挟んで。
裏は柄が違う。
次は、缶バッジ。たしか一つ100円ぐらいでいろんな柄が選べた。左は缶バッジとしては珍しいと思った水槽の風景。右はフブキ、ラスト1個だった。
お次はマスクチャーム。たぶんカバンにつけて使うでしょう。
売店で買ったのは以上3点。袋がホッキョクグマのキャラクター。
最後の一つはGAOオリジナルの缶バッジガチャ。
エイの顔(に見える部分)が全面にデザインされた缶バッジ!よい!


まとめ

はじめGAOに興味をもったきっかけは、フブキくんでした。写真集も出て大人気のフブキくん、体重はお母さんのユキより重くなったらしいけれど、展示場で思い切り遊ぶフブキくんの姿はずっと見ていられた。
ホッキョクグマ以外にも魅力が満点で、大変満足度の高い訪問でした。大水槽があるとやっぱり嬉しくなるし、ペンギンもそこまで広い展示場じゃないものの、ジェンツーとイワトビの2種ってなんとなく珍しく感じ、いろんな姿が見れて良かった。
再訪したいと思うも、どうもアクセスが。公共交通機関を使うと最寄駅から乗合タクシーで約1時間・・・。車が運転できない自分には少々つらい館ですが、また行きたい!

ホテルに行く前に「なまはげ館」に行きました。なまはげ体験が予想以上によかった。
なまはげ館に貼ってあったポスター。ベビーフブキかわいすぎんか・・・。

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