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自分だけのために。
ちょこっとお久しぶりです。
更新していない間にもフォローやすき をしてくださった方、ありがとうございます ♡
実は最近結婚をしまして、心身ともにバタバタしていたので、少しnoteから離れていました。
結婚すること自体わたしが幼い頃かから憧れ、そして今のパートナーとそうなることも望んでいたことだったので、すごく幸せ者だと思っています。
…とはいえ大きく環境が変わる中でさまざまな気持ちが生まれたので、せっかくならここに残しておきたいなぁと。
とりとめのない文章になりそうですが、どうかお付き合いください…!
まず、「マリッジブルー」という言葉。
わたしはずーっと、よく理解できずにいました。
「ドラえもん のび太の結婚前夜」でも、結婚前のしずかちゃんがパパに向かって「お嫁に行くのやめる!」って言うシーンがありますよね。
よっぽどパパが好きなんだなぁと思ったものの、わたしにはしずかちゃんの気持ちが理解できなかったのです。
好きで一生一緒にいたいと思える人と結婚できるのに、何がそんなに悲しいのかと。
もちろん寂しさとか不安とか、そういう気持ちがあるのかもなぁと想像はできたものの、やっぱり共感はできませんでした。
どこか「贅沢な悩みだなぁ」なんて思っていたのかもしれません。
でも…
結婚前夜(どころか2.3週間前くらいから)、もうわたしの心の中は完全にしずかちゃんでした。
わたしは20代前半で一度実家を出たものの、数年で出戻りして実家暮らし。
割とよく小さな喧嘩をしていた母とも、生意気盛りの弟とも、「早く離れて暮らしたい!」と何度も思ったはずなのに、離れたくなくて仕方なかったのです。
できることならこのまま、変わらない日常を過ごしていたい。
そんな考えがよぎるほど、たぶん完全に「マリッジブルー」でした。
だけど頭を落ち着けて考えてみると、どんなに寂しくても、やっぱりわたしの思い描く未来は実家にいるままじゃ叶えられません。
この人だと決めた人に選んでもらえた幸せを噛み締めて、新しい人生に一歩踏み出すことが、1番の選択だと思いました。
そうしてわたしは寂しい気持ちを隠しながら(さすがに家族にも夫にも言いませんでした。)、笑って新婚生活をスタートしたのです。
結婚してまず変わったのは、やっぱり名前。
わたしは夫の姓を選択したので、慣れ親しんだ名字とはさよならしました。
今までの自分の名字は名前との画数のバランスが合ってないと感じてあまり好きではなかったのですが、いざ変わるとなるとやっぱり寂しいものです。笑
結婚して1か月、まだ新しい名字に慣れているとはとても言えません。
嬉しいけど、少し寂しい気持ち。
同じ人間であることに変わりはないのに、何かが違うような不思議な感覚があります。
それから、日々の過ごし方も変わりました。
独身で実家に住んでいた頃は、それはそれは大人として恥ずかしいくらい自由に甘えて過ごしていました。
何せ仕事がフリーランスなので、パソコンに向かっている時間以外は自由にゴロゴロしていたのです。
でも、結婚して自分が主婦になるとそうもいきません。
できるだけ夫が快適に暮らせるように、実家にいる時よりマメに(お母さんゴメン。笑)掃除をするし、
慣れない料理もおいしいと思ってもらえるよう努力を重ねたり、栄養のある献立を考えたり。
あとは生活費をやりくりする使命感に燃えすぎて、プレッシャー気味になってしまったり。
たぶん「ちゃんと奥さんやらなきゃ!」と思いすぎです。
夫は「そんな頑張らなくていいって!」と言ってくれる人なのですが、ついついやりたくなっちゃうんですよね。
性格もあると思うけれど、始めたばかりだからなのかな?
…って、こんな風にしていると毎日があっという間に過ぎていくんです。
1日1日は早く感じるのに、結婚してからの1か月はとても長く感じました。
色々なことがあって、色々な気持ちを抱えたからでしょうか。
そして最近ほんの少し余裕ができたのが、ふと気がついたことがあります。
妻として、主婦としての役割をきちんとこなすことに集中しすぎて、「自分」がどこかに行っていると。
これはわたし的には、非常によくないことです。
もちろん考え方は人それぞれなので、反対の意見を否定する気持ちは全くありません。
だけどわたしはこの人生、ずっと「自分」であり続けたい。
「妻」になっても「母」になっても、わたしはわたしでありたいと、ずっと思ってきました。
これは人間として同一個体であるとか、そう意味ではありません。
どんなに他に大切なものができても、「自分」がすきなものは忘れたくないし、「自分」の気持ちを大切にしたい。
「自分」を犠牲にしてしまうことを、「大切な誰かのため」と思いたくないのです。
もちろんわたしは「母」になったことはないから、わからないことだらけ。
きっと「自分」に構っていられないくらい忙しい瞬間も、たくさんたくさんあるでしょう。
「甘い!」って言われてしまうかもしれません。
だけどそれでも、「自分」であるということに、一瞬でもいいから気づける自分でありたいです。
今のわたしは、そう思っています。
そして今、わたしは気づくことができました。
「妻」として、「主婦」として、大切な人のために頑張っている「自分」を喜ばせてあげたい。
実家にいる時より家が都心に近くなったので、ランチはおしゃれなカフェを探そうかな。
朝は10分でも15分でもいいから散歩に出て、最近始めたカメラを使ってみようかな。
ううん、別に家の中だってできることはたくさんあるかもしれない。
普段はやらないリップとチークの組み合わせを楽しんだり、新しい髪型に挑戦したり。
そんな時間がとれなかったら、できることで何か探したい。
こういう、「自分だけのためのこと」って、どうしても疎かにしてしまいがちだと思います。
なくても誰も迷惑しないし、生活に支障は出ないから。
だけど、だからこそ、そんな日常を噛み締めるために「自分だけのために」する行動を、大切にしたいです。
うん、久しぶりに文章を書いたらすごくスッキリしました!
ここまで読んで下さった方、いるのかな…?
いらっしゃったら、本当にありがとうございます。
かなり自分語りになってしまいましたが、同じ気持ちの人の心の支えになれたらいいなと思います。
「新婚」という、普通に考えたら幸せな状況だからこそ、悩んでることって人に話しづらいと思うので…!
もちろん恵まれていることに変わりはないのですが、心細くなっちゃう時って、ありますもんね。
自分のことをまず大切にして心の余裕を持って、そして大切な人を大切にしましょう…!
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