1000個のラブ

2022年11月21日 21:34

突然ですが「1000ラブ」って聞いて、何のことかわかる方いらっしゃいますか…？

わかる！と思った方はきっとわたしと同世代、アラサーさんなのではないでしょうか。

何のこっちゃわからない方も多いと思うので、少し説明をさせてください。

わたしが中学～高校生の頃、今のようなTwitterやInstagramなどのSNSがまだ普及していませんでした。

携帯電話もいわゆるガラケーで、スマホが登場したのはたぶん高校1年くらい、みんなが当たり前に使うようになったのは大学に入ったくらいだった気がします。

そんなガラケー時代に流行っていたのが、今は亡き「前略プロフィール」というサービスです。

それ自体は自分のプロフィールを公開するページなのですが、そこに自分のHPなんかを紐付けできる仕組みだったんですよね。

HPにも細かくいくつか小部屋があって、大まかに紹介すると…

・リアル
今でいうTwitterみたいな使い方をします。
思ったことを割と短めな文章でこまめに呟いていきます。

・日記、ブログ
大体は1日1回、その日の出来事を書きます。

・アルバム
その名のとおり、写真に簡単なコメントを入れて公開することができます。

・リンク
自分の友達の前略プロフィールやHPを羅列して、みんなに共有できるようになっています。

・掲示板
誰でも書き込むことができて、そこで色々な人と交流できます。
「同じ〇〇高校に行くので仲良くしてください！」なんて言って、みんな入学前から交流の輪を広げてた思い出が…！

今思いつくのはこんな感じでしょうか…。
他にもあったもしれないのですが、忘れちゃいましたね。
すごく懐かしい、どハマりしていました！

そして冒頭で触れた「1000ラブ」が何かというと、今ご紹介した中の「リアル」の派生型みたいな感じです。

すきな時に短い文章を投稿するので、基本的にはリアルのテンプレート？サイト？を使います。

そこに、自分のすきなものを1つずつ投稿していき、1000個になるのを目指すというものでした。

わたしも当時何度かチャレンジしたものの、1000個どころか20個までも書けた記憶がありません。笑

実際1000個達成できた人いたのかなぁ……？

もちろん達成したからといってご褒美をもらえるわけではないので、自己満足といえばそうなのです。

でも自分のすきなものを言語化して記録していくことは、当時のわたしにとってすごく画期的で楽しいものでした。(続かなかったけど…)

それをなぜだかつい最近思い出して、「あれすごく良かったな…！」と思い今日ここに書いてみた次第です。

何度か書いている気がするけれど、自分の「すき」って意識しないとついぼやけてしまう気がするんです。

中には意識しなくとも自分の「すき」をハッキリと認識できて、表現までできている方もいらっしゃいます。

インスタなんかを見ていても、すきがハッキリしている人は世界観が確立されていて、とても素敵に見えます。

だけどわたしはどうもそれが苦手で…。

大まかには「そっちよりはこっちがすき」くらいの判断はできるのですが、

そこにトレンドが入ってきたり、他人の目線が気になってみたり。

純粋な自分の「好み」がぼやけていると感じることがあるんですよね。

そんな人には、1000ラブってピッタリなんじゃないかなぁと思うんです。

改めて自分のすきについて考えて、言語化してみる。
その繰り返しで、すきに敏感になってより自分を理解できるんじゃないかなぁなんて。

そんなわけで、これから10数年ぶりに1000ラブ、やりたいなー、やろう！と思ったりしています。
(1000個とはいかないまでも、できるだけ続けることを目標に…)

もしよかったらみなさんもご一緒に…⸝⋆⸝⋆

最後まで読んでいただき、ありがとうございました！

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