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学生服
今朝は、先日と10℃も低い気温で、もう着ないだろうと、少し奥に掛けていたジャケットを手に取り家を出た。寒くて慌てて着る。
車に乗って仕事に向かうと、一つ目の信号が赤になった。
道沿いには大きく枝を広げ豪華絢爛に咲き誇る桜は、先日夕方に見た白い桜と昼間に見るピンク色に今朝の白と少し濃いめのピンクのコントラストになって、時間によって色が違って見える。
そんな桜の下で信号待ちしている自転車に乗った男子高校生の制服と鞄が新しくまだ馴染んでない感じが初々しい。
そういえば、高校生の頃
「学生服かあ。 よかったよな。懐かしい。もう一生着ることもないし、着れないし」と、当時大学生の知り合いに言われた時は、ぴんとこなかった。雨に濡れると制服の独特の匂いがあったり、袖が長すぎたり短過ぎたり、何処の学校か直ぐに分かるし。
そう思っていたが、今になってはそんな大学生の言葉がよくわかり思い出す。
今朝は寒い。新しい制服は、まだ寒そうに見えたが、自転車に乗って青で渡る姿は、弾んでいるようで、頼もしく思えた。
こちらも安全運転だな。そう思い、仕事に向かった。
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