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一瞬のシャッターチャンスは突然に

こんにちは
はる(@haru_photo495)です


突然ですが、少し叔父の話をさせていただきます

私の叔父は昔カメラマンをやっていました
まだフィルムカメラしかなかった時代
数々の作品を作り上げていったといいます

そんなカメラマン時代の話の中でも
子供の頃に聞いたのに今もなお印象に残っている話があります
それは

『白鳥の撮影』

の話です


白鳥の群れのいる極寒の地にテントを張り
三脚を立ててカメラを構え
ただ、ひたすらに、白鳥の群れが飛び立つその瞬間をとらえるために
数時間ずーっと動かず神経を集中させていたらしいです


すみません、これはただの
自分で撮ったスズメの写真です


あれから十数年
叔父の影響があってかそれとも自然にかはわからないですが
自分自身もカメラをやるようになり1年が経ちました

そしてやっと
今になって叔父のすごさが実感できてきました


『シャッターチャンスがいつ来るかわからない』


シャッターチャンスがいつ来るかわからないんです!
鳥に向けてカメラを向け、ピントを合わせても
中々動いてくれない!

そのくせちょっとシャッタースピードとかいじろうと目を離した瞬間に
いい感じに羽ばたく!
動物全般、みんなそんな感じです

なら、風景ならどうかといいますと
風景も風景で流動的ですので
特に空の様子なんかは一瞬です

いい感じの雲は数秒後には建物に隠れ
いい感じの夕焼けは数分後にはなくなります


そんなことを幾度となく経験し、理解しました

写真家には、ただその時が来るのを待つ

『忍耐力と集中力』

が必要なんだなぁ、と。まだまだ精進します。



そんな叔父に憧れて
冬に双子座流星群を撮影しに行って
死にかけた話はまた今度...。

京都 鴨川にて
『アオサギ』



滋賀県在住 駆け出しの風景写真家 Photograher/Shiga Prefecture