ハッとする成長と、相変わらずの喜劇王子
息子4歳、娘1歳のパパです。
いきなりですが、息子はガンでした。
当時息子のガンが発覚したのは、息子3歳、娘0歳。
なんだかんだで1年弱の闘病を経て寛解。
やーっと日常に戻り、社会の中に戻ってきた。
ガンは完治とは言わず、おそらく治ったであろうと言うことで、こういう難しい表現になるらしい。
うー、、心配は尽きない。。。
なかなかに長い期間だったのと、トラウマ的な怖さもあり、
普通に安心して過ごすにはもう少し時間もかかりそうな心模様。
けど気にしてばかりでもどうにもならないので、
楽しいことを思い描いて、家族みんなで楽しんで生きて行く。
人生謳歌するぞーと決めました。
ガンの闘病記も自分の中でもう少し整理がついたら描いて生きたいなー。
そんな息子は闘病中、常に大人と接していたので、大人にはあまり動じない。
主張もおそろしく強く、うるさいほどによく喋る(とても良いことと思ってる)
よく喋るだけでなく、うまいこと言ってくる。
例えば、
●保育園からの帰り道、疲れてずーっと抱っこで帰った日
パパ「今日全く歩かなかったよなー」
息子「歩いたよ!保育園出たとこで、一歩か二歩か三歩か歩いたでしょ!!!そうでしょ!!」
そんな強気で言うことかと思いつつ、結局笑ってしまう。
●ある日、肩車をすることになった(もう16kgなので重い、、、)
パパ「肩車もう重いよー、肩曲がっちゃうよー」
息子「走って筋肉つけてるでしょ!タコみたいじゃないでしょ!だから大丈夫!」
走ってないし、わけわからないけど、
やっぱり笑ってしまう。
●夜ちょっと買い物に行こうとして
パパ「ちょっとお買い物行ってくるから先寝ててー」
息子「何買うの?!」←行って欲しくないらしい
パパ「お酒とか、、、??」
息子「こんな夜にお酒飲んだら、酔っ払ってベッドまで行けなくなるよ!!」
パパ「、、、、じゃあコーヒーとか??」
息子「こんなに夜にコーヒー飲んだらお腹チャポチャポでおしっこ漏らしちゃうよ!!だから行かないでね!!!」
パパ「、、、わかった、、、」
寝てからこっそり行くことに、、、
他にもたくさん、
家族だけでなく、いろんな大人にどしどし突っ込み、
助けを求めたり、これ何?あれ何?と質問したり、結果とっても仲良くなる。
こんな姿を見てると、人と繋がるのがなんて簡単なことか、と思わせられる。
毎日当たり前のように友達が増えたという息子は、いろんな人に接するのが楽しいようで、世代の壁なんて当たり前になく、多様さを楽しんでる。
そんな姿を見ていると、
あー、いろんなことを気にせず、いろんな人ともっと繋がって、
人生楽しんでいこーと、背中を押される
最近のママとのやり取りでは、名アドバイザーにもなる
久々の復帰で仕事をすることの不安や、プレッシャー、迷惑をかけてしまう心配で息子に少し弱音を吐くママ(うちのママは心配性なんです)
ママ「明日、仕事緊張するなぁ、、、」
息子「ママは大人なのに緊張するの!?」
ママ「もちろんするよー、失敗もするしさぁ、、、、」
息子「ママは大丈夫だよー!失敗は成功のもとだから、お仕事の人にもそう言ったら良いと思うよ!」
いうことがいっちょまえ、というか
その通り〜、ってストンと心に入る。
こむずかしく考える大人より、
難しい言葉を使わずとも、シンプルに大切なことを言う。
息子ながら感心。
それとともに、大人ってなんなんだろー
なんて小さなことをみんな気にして、小さなことをつつき合ってるんだろー
大人こそもっと大きくなんなきゃだなーと思う。
子供はきっとみんな器が大きい、
大人には想像できないくらいの器の大きな心と、広くて深い想像力。
そんなものを、大人が小さくしていってしまうのかもしれないなーとハッとする。
もっと子供の真似をしたら良いのかも、
息子に負けずに一緒に大きくなろーと学ぶ日々。
いいこと言った次の瞬間には「数字のよーん!」と、得意げにポーズと顔芸。
わけわからないけど、笑っちゃう。
いつも通りの喜劇王子。
一緒に成長、一緒に人生楽しみます
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