出産時の対応で、その後の立場が決まる②(出産立ち合い編)
「役立たず」
出産経験者のような良い働きをしたり、出産があっという間に終わらない限り、大抵の夫の評価は「役立たず」になるはずです。
そりゃそうですよ。
何をしていいのかわからないですもん。
私も例に漏れず、役立たずでした。
でも挽回の機会はあるんです。
第二子出産時の立ち合いで反省を活かし
「よくやった」
と、高評価を頂きました。
皆さんの奥様からの高評価、願っています。
夫の役割
実際に出産に取り組むのは奥様ですので、我々男性陣の役割は
サポートのみです。
分娩の瞬間まで、同じ部屋で待つことは、皆さんの役割ではありません。
献身的にサポートしてください。
陣痛が来て、産院に入り、出産するまで2時間かもしれませんし、2日かかることもあるでしょう。
その間、一瞬たりとも気を抜いてはいけません。
奥様を励まし、痛みを緩和し、水分を補給し、暑さを和らげるのです。
痛みの緩和
陣痛が始まると、定期的に痛みが現れ、非常に苦しい状態になります。
この痛みが、出産まで続き、
分娩に近づきにつれ、痛みが治まっている時間の間隔が、短くなります。
そこで、励ましながら背中やお尻をさすり、痛みを和らげましょう。
正し、奥様が求められる強さでないと、逆に不快になりますので注意してください。
私の妻は、かなり強い力でさすらなければ、痛みが緩和しませんでしたし、テニスボールでお尻を強く押すことも、有効でした。
また、皆さんが休める時間は、
奥様が眠っている時のみです。
眠っていると陣痛が始まり、「う~~~」と唸りだしますので、すかさず寄り添い、声をかけながら、さすると良いでしょう。
もちろん、陣痛の間隔を把握して、陣痛が来そうな時間になったら、待機することも忘れないで下さい。
分娩の瞬間まで、この繰り返しです。
水分補給と暑さ対策
陣痛が始まると、奥様は大量の汗をかきます。
ですので、予め
・飲み物
・ストロー
・氷(水筒に入れて持っていく)
・うちわ
を用意し、寝ている体制でも水分補給が可能な体制を整えましょう。
うちわの柄があまりにもコミカルで、思わず「ふっ」と笑ってしまった瞬間を、妻に見られており、「私が苦しいときに笑ったでしょ」と詰められました。今でも時々思い出すようで、その都度苦笑いです。
最後に
妊娠・出産は命を懸けて行われます。
普段、見れないような壮絶な場面に立ち会うことでしょう。
大切な我が子を、命がけで産んでくれた妻には、一生頭があがりません。
・カップラーメン食べてた
・漫画読んでた
・寝てた
など、「役立たず」にならないよう、当事者意識をもって出産に立ち会うことで、その後の立場が変わってくることでしょう。
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