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(自分が)飽きないリードって難しい 1

以前、あるリーダーさんからその方のリードについて「飽きないか」と訊かれた事がありました。そう感じる事は全くなかったのでそのようにお答え致しましたが、私自身もリードに慣れてきた頃から自分のリードに対してマンネリ化というか、パターンのようなものを感じる事が出て来ました。
よく踊って頂くフォロワーさんにそう零すと、お世辞かもしれませんがやはりそのようには感じないと仰って下さるので、これに関してはリーダーとフォロワー間の感じ方の違いなのかもしれません。
フォロワーとして踊っていて、偶にパターンを感じる事はないわけではありません。
私の場合は、だからと言って飽きるという事はありませんし、寧ろそれだけ踊った事による安心感があるので、思ってもみないリードが多い時に較べて楽しく踊れるのですが。

とはいえリードする上で「いつも同じようなリードになってしまって、この方は飽きないかしら😰」と感じながらリードするのはあまり楽しい事ではありませんから、リードする上でパターンを打破する為にどうしたら良いのか、他のリーダーさんから教えて頂いた事や、フォロワーとしての体験から言える事、及び他のフォロワーさんからのご意見を覚書として纏めてみようと思います。

※ここから先は主観的なものなので、意見の1つであるとご了承下さい。🙏
また、ミロンガ会場が混んでいたり列が停滞している時はここに書くような対処が取れない事もあり、それが課題です。😔

音楽に合わせるけれども、ある程度起承転結を意識する。
これは私だけなのかも知れませんが、ダリエンソなどのリズムの明確な曲だと、テンポに合わせようとし過ぎて単調になってしまう事があります。それで3,4曲のタンダを踊ると辛いので、1曲の中でリズムを取る部分とそうでない部分を作るようにしています。そして難しいステップを取り入れるなら出来れば曲の真ん中過ぎに持ってくるようにしています。また、先日他の女性リーダーさんとお話した際、「あれこれやろうとすると分からなくなるので1曲のうちにこれを入れようというものを1つだけ決めている」と伺い、成程と思わされました。
リードをしているとつい、そのフォロワーさんがお好きだと仰っていらしたステップを入れようとか、習ったばかりのステップを入れてみたい、とか、頭の中が忙しくなりがちですが、そうしてあれやこれややればやる程、全体としての纏まりがなくなりますし、「音楽に合わせて2人で踊る」という本筋から離れて、自分がこうしたい、という事中心になってしまう事もあるのかもしれないと、はっとさせられたのです。そういう意味でも起承転結を意識して、ステップを詰め込み過ぎない工夫が必要なのかもしれません。

レソルシオンは出来るだけ少なくする
習い始めの頃は、1つのステップを必ず完結させていました 💧。
1つ1つリードするのが精一杯だったので、仕方ないですが、レソルシオンは句点(。)のようなもので、1回1回区切ってしまうと流れが切断され、同じステップを繰り返している事が強調されやすくなります。
もちろん、曲の表現の為に意識的にそうするならば良いのですが、どんな曲でもそれをしてしまうと、私レベルのリードだとやはり単調な雰囲気になるのは否めません。
レソルシオンを減らしてステップを繋いでいく技術を身に付ける事が、入門・初級レベルを超える為には必要だと感じました。

長くなったため続きます。
https://note.com/haruoumi_tango/n/nd92ef454c52b

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