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耳で学ぶ「しまはる塾」

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2020年12月の記事一覧

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12月21日、2021年度の予算案が閣議決定されました。2021予算の最大の特徴は、106.6兆円という史上最大規模。新規国債も43.6兆というコロナ対策と経済下支えのための大型予算にあります。同時に財政投融資に40兆円という大盤振る舞いをする一方、莫大な財政赤字の累積にたいして財政再建や規律については言及していないという危うさがあります。

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桜を見る会の疑惑で、12月25日、安倍前首相が国会で自分なりに事情を説明し陳謝しました。自分は関与していない。迷惑をかけたので陳謝するが、議員辞職はしない、と白白しい説明で、事件は幕引きになりそうです。安倍氏の首相としての業績が華々しかっただけにいかにも残念。リーダーたる者は慢心せず、謙虚であってもらいたいですね。

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長い交渉の末、英国とEUが12月24日にようやく離脱後の自由貿易協定に合意しました。合意なき離脱という大混乱をギリギリのところで回避できたことはそれなりの成果ですが、協定はかなり粗いものでこれから多くの問題を詰める必要があります。離脱した英国がジョンソン首相が唱えるような新しい発展を実現できるのかはまったく不確定です。

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菅首相のYIES(読売新聞国際経済懇話会)での講演を東京会館で聞く機会がありました。菅さんらしく多くの政策について具体的な政策構想を詳細に述べられましたが、菅政権の実力は米中対立の間でどう日本の針路の舵取りをするのかで試されるように思います。この点については「しまはる塾」でより詳しく話したいと思います。

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このほど分かったデジタル庁の骨格案と主な政策メニューを紹介します。

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デジタル庁設置は菅政権の看板政策ですが、それがどこまで進んだか、政府トップの初動、実行組織、当面の日程を説明します。

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73.6兆円という巨額対策は、量ありきで膨らんだ傾向があります。また、デジタル化や脱炭素化など適切な政策を織り込んでいますが、菅政権の構造改革政策のねらいと全体像をもっとわかりやすく示す必要があるのではないかと思います。

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菅政権の経済・財政政策の最初の目玉である緊急経済対策が発表されました。CV感染対策は当然ですが、デジタル化や脱炭素投資などCV後の経済構造の転換政策に予算の大半が費やされます。これは菅首相が早くから強調していたことで、望ましい対応といえるでしょう。

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CVの第三波が高まっているのに菅首相がGo  toにこだわって迷走し、批判が高まる中で急遽、年末年始のGo  toの停止発表したのが不評を買いました。これは菅首相が関係者に情報共有をせずに1人で決める手法が裏目に出た結果ともいえます。菅首相の政治手法を吟味します。

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日本学術会議が推薦した新会員のうち、菅首相が6人の任命を拒否しましたが、その理由の説明は不十分で、国会でも深い議論にならず、自民党のプロジェクトチームが政府の内部機関でなく独立の法人組織にすべき、との提案で幕引きになりそうです。充分な情報開示をせずにうやむやに決着する安倍政権の悪しき伝統は継承してもらいたくありません。

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菅政権にとって、コロナ感染の終息は最大課題ですが、菅氏が経済回復の切り札と考えるGoToとの間で迷走し、感染対策の根本基盤であるべき医療インフラの本格的強化には取り組んでいません。

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さらに 3.人のための情報主権の確立、4. 自由貿易体制の維持・強化、5. 環境保全の世界協力と強化、を日本は欧州、アジア、アフリカ、南米、中央アジア、ロシアなどmiddle powersと組み、かつ米中の優れた人材や組織も巻き込んで強力に進めるべきと思います。(*こちらはシリーズになっており、7月に録音されたものです)

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菅氏は官房長官時代、「総理の椅子なんて考えたこともない」と言い続けていましたが、総裁選では電光石火で二階幹事長の支援を得て圧勝。安倍路線を継承すると言いながらほとんど継承せず、桜を見る会の追及では安倍氏を突き放す冷淡な一面も見せ、すごさを持った本格的な政治家の本性が垣間見えます。

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そのためには、1. 医療安全保障の世界協力、2. 情報化のメリットを活用した感染予防と経済繁栄の両立戦略を推進する必要があります。(*これはシリーズになっており、7月に録音したものです)