ベトナムの大都市で、自分が思うような子育てってできるかな？

おはようございます。
おび　はるです。

このメルマガで散々、
「ベトナムは子育てにやさしい社会だ」
と言ってきているのですが、

今日は真逆の話を
してみたいと思います。

私は、出産した後、2回
ベトナムに出張しました。

長くは家をあけられません。
短い日程にできるだけ
訪問予定を詰め込んで、

あっちへ移動、
こっちへ移動の毎日。

あちこちで、
赤ちゃんにミルクをやったり、
子供をあやしている風景を見ます。

オフィスの入り口、
お店の入り口、道端にも。

車を待っている間に、
話しかけて一緒にあやしてみたり。

そうやって、
子供があふれている街中を見ながら、
正直に思ったのは、

人は、抜群に子供に親切。
そうなんだけれど。

それでも、
私は日本で子育てしたいな。

日本の方が
子育て環境はずっといい。

ベトナムの大都市では、
自分が思うような子育てって
難しいんじゃないかな。

ということでした。

ベトナムの皆さん、
ベトナムに住んでいる皆さん
すみません・・・

なぜそう思ったかというと、

まず、街中の空気が汚い。
建設ラッシュや排気ガスで、
ホコリっぽい。

次に、道路が、
普通に歩けない。

歩道にバイクが
これでもかと停まっていたり、

道路をバイクや自動車が
次々走ってきて、
信号も少ないので、

道路の横断は文字通り命がけ。

この状況で、
子供の散歩なんて無理。

そして、公園があまりない。
日本みたいに、
遊具もある大小の公園が

徒歩圏内にいくつもあって、
清潔で安心して使える感じではない。

（大きな公園がドーンとあったりはします）

だから、子供の遊びが
限られてしまうよなあ、と。

そして、
保育園・幼稚園や学校も、

園庭や体育館のような
体を動かす施設が
あまりないんです。

学校でも体育って
あまりやらない。

子供の身体機能の
発達のために、

小さな頃から思いっきり
体を動かすことがとても
大切だと思いますが、

ベトナムだと難しそう。
移動もバイクや車がメインで、
徒歩の機会も少ないし。

実際、ベトナムの高校生の
来日交流プログラムがあって、

そのアテンドを
何年か担当していましたが、

皆さん、国のプログラムに
選ばれてくる子達なので、
とても優秀なのですが、

体育はあまり上手じゃない。
特に、日本の高校を訪問して、

部活動体験なんかすると
顕著にわかってしまいます。

ちょっと、
相互の交流が成り立たないレベルです。

（一部上手な子もいるけれど、
できてない子のレベルが低すぎる）

そして、みんな、日本の高校に
ビックリするんですね。

部活動の多様さ。
普通の家庭の高校生が
習い事ではなくて、

吹奏楽部での練習を通じて
楽器を演奏できるようになったり、
運動も盛んにしていたり。

授業なら、座学だけじゃなくて
実験など多様な学びが
あったりすることに。

・・・あれ、
高校の話になってしまった。

話を小さな子の
子育てに戻します。

子供が体を動かせる条件が、
身の回りに少ない。

子どもの身体発達まで考えて
保育できるような保育園・
幼稚園となると、外資系で
かなりの高額になる。

児童館など、子供を連れて
気軽に立ち寄れる公共施設は、
ほぼない。

その点、日本ってすごいですよね。
環境が整ってる。

そして、
ベトナムに親族がいれば
みんな手伝ってくれるけれど、

親族いないよ、外国人だよ、
という場合。

ベトナムで信頼できる
シッターサービスなどが、
私の知る限りない。

シッターやるよって人は
たくさんいます。
料金も安い。

でも、その人が、自分がいない時に
どんな風に子供の面倒を見るのか、
よくわからない。不安。

そんな感じなので、
子育てについてトータルで考えると、

日本の方がいい、
と私は思っちゃいます。

あとは、日本で子供という存在が、
どんなところでも温かに受け入れられれば、と思います。
受け入れてくれる人・助けてくれる人は結構多いのですが、
一方で文句をつけてきたりする人も多い。


少子化で子供に普段接する機会のある人が
減っているのは大きいと思います。

一方で、子育てや
子どもの身体発達を
テーマにしたようなビジネスって、

ベトナムで需要があるだろうなあ
って思うんです。

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今日のレッスン♪

ベトナムの人は子供に優しいけれど、
公共施設や環境は、
あまり子供に優しくない。

そこに、ベトナムの人の悩みもありそう。

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いかがだったでしょうか？

また明日！
今日も素敵な一日を♪

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