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高齢出産ママの自分を支えるコトバ


おはようございます。


プロフィールにも書いてある通り、
私は43歳で出産しました。


実生活の中では、ちょっと引け目を感じたり、
もっと若いママだったら良かったのにな、
なんて思うことも、たまにはあります。


そんな私が、そんな時に
思い出しているコトバをご紹介します。


鈴木明子さん(元フィギュアスケート選手)の言葉です。
↓元記事はこちら↓
https://number.bunshun.jp/articles/-/733309?page=2


フィギュアスケーターとしては
遅咲きの鈴木明子さん。
彼女が28歳の時に、ある国際試合で
15歳のロシア人選手と同じ表彰台に乗り、その時に
マスコミにこんな質問をされていました。


Q. 「自分のほとんど半分の年齢しかない選手と戦うことをどう思うか」


イヤな質問だな。
世界で活躍するスポーツ選手相手に、
敬意のかけらもないな。


・・・と当時私は思って
聞いていたのですが、


その時の彼女の返しが見事でした。


A.「28歳になって、こうした若い選手と戦っていられるのは光栄なこと。
それも病気や怪我がなく健康でいてこそ、続けられたことだと思っています。」


そして、さらには


「こういう若い才能ある子たちが出てきて、スケート界の未来は明るいと思う」


完璧な受け答え。
よく、とっさにこういう言葉が出てくるな。
心から、そう思っているんだろうな。


そんなことを思いました。
とても印象に残った言葉です。


・・・28歳の若さで
こういう質問をされてしまうのは、
フィギュアスケートって
本当に過酷ですね。


フィギュアスケートの世界・
特に女子シングルは、
まだ体型変化をしていない
若い選手の方が強いことが多いです。


年齢を重ねるほど体力も衰えたり、
体型変化でジャンプが飛びにくくなったり、
怪我などもあって、
20代後半まで続けられる人は
本当に少ないです。


彼女の言うとおり、
若い選手と戦っていけるのは、
健康でいてこそですよね。


10代の時に摂食障害を
患ったことのある
彼女らしい答えだとも思いました。


私はスポーツ選手ではありませんし、
年下と競っているわけでも、
もちろんありませんが、


高齢で、自分より若い人と
同じ経験(出産)を
することになったのは、


健康だったからだよね、
それって嬉しいことだよね、


と、勝手に自分と重ね合わせて、
勝手に勇気をもらっております。


出産に限らず、基本的に
自分より若い人と共通の何かを持てたり、
交流の機会があることは、
素敵なことだと思います。


年上の人間にとって、学びも多い。


なので、周りは若い人ばかり・・・
とひけめを感じるような時がもしあったら、
是非、この言葉を思い出してみて下さい。


鈴木明子さん、ありがとう。

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