内藤治生

1947生まれの後期高齢者です。30数年ぶりにPythonを学始めました。7月以降Ch…

内藤治生

1947生まれの後期高齢者です。30数年ぶりにPythonを学始めました。7月以降ChatGPTを本格的に利用しだしました。これは旧来の「道具」に対する概念の拡張なのか転換なのか? とにかく大変な道具だと感じました。ChatGPTの利用を中心に雑文をまとめてみたいと。

最近の記事

ChatGPTのAPIを利用するGUIプログラムを書いてみました。

GUIのプログラムを書かないと業務システムの運用を渡せない!事務員が退職し、30数年ぶりに事務作業を始めました。バックオフィースの実務は細かい作業で疲れます。「手順手続きは全てプログラム化できる」と騒いできましたので、実証を兼ねてChatGPTを利用してPythonでプログラムを書いてみました。給与振込などの仕分ができあがれば大体目処が着く状態になりました。 そろそろ社員に運用を任せる段階になり、「GUI化をしないとまずい!」と考えPythonを利用してGUI化をする方法をネ

    • 今回のシステム運用で発生した問題と対策

      エクセルを入力テンプレートとすることの問題読み込むシートを別に作成し対応する 売上伝票に関しては、フロントの社員が作成したテンプレートをそのまま利用しました。得意先に合わせた請求フォームであったっため、表示を中心にしたシートの構造になっており、異なるフォームがたまに発生しエラーが発生しました。 workbook = load_workbook(file, read_only=True, data_only=True) との読み込み方で、計算式の値も読み込むことが可能と分かっ

      • 「デジタル普通預金通帳」を作ってみる。

        前提の考え① 極力入力を減らすことと、チェックが簡単であること ・ファイル名や条件設定の入力は避ける。 ・記帳した「普通預金通帳」と同じように残高も計算しエクセル上に集計する ② データの再利用が可能であること ・振替伝票用のデータを生成するためにデータを利用する。 このページでは①までを説明します。 PDFから必要なTextデータを抜き出すみずほ銀行では「みずほビジネスWEB」のサービス提供をしています。契約すると、期間指定で入出金情報を取得できます。ただし、このPDF

        • PDF からテキスト・データを取り出してみました

          PDFを読み込む Python のライブラリPython でpdfminer や PyMuPDF(fitz) があります。 PDFファイルではパスワードを要求するファイルも存在します。pdfminer はパスワードを要求するファイルには対応できません。①座標を指定してテキストを呼び込む方法と ②テキストデータを読み込み、その後で、読み込んだテキストデータを処理する方法を使いました。 ①は、アスクルの《ご注文内容(控え)》のPDFファイルを処理の対象にします。 ②は、”みずほ銀

        ChatGPTのAPIを利用するGUIプログラムを書いてみました。

          「エクセル」を入力ツールとする運用で起こった問題

          コストを下げて運用しようとすると問題が発生することは当然だと考えています。コストと目さすべき効果のバランスが重要かと考えます。 この「バランス」の判断は大変難しいのですが、日本社会が「高コスト社会」になったのは、余りにも「絶対間違わない!」、さらに「安心・安全」を目標にしすぎたのではないかと分析しています。データを入力する人も、他人の責任にするのではなく、システムの問題性、「不完全性」を理解しても良いのではないかと考えています。「完璧を求めない」ことが大幅なコスト削減を可能に

          「エクセル」を入力ツールとする運用で起こった問題

          アマゾン購買履歴のCSVからエクセルに

          購買履歴のCSVをダウンロードするには確定申告の基礎資料を作成するためと、過去に購入した本の一覧とURLを取得したいと思い立ちPythonでプログラムを書いてみました。CSVの解析と展開のしかたに手間取りました。ChatGPT に幾度か問い合わせを行い試行錯誤をしました。ほぼ「コピペ」ですのでプログラムを書いたのは数時間です。試行錯誤の方が圧倒的に時間が長かったです。 アマゾンの購買履歴のCSVをダウンロードする方法や、エクセルに展開する方法を教えてくれるホームページがありま

          アマゾン購買履歴のCSVからエクセルに

          クレジット・カード(以下カード)のシステムに付いて

          はじめにこのホームページを開設した目的は、文系の方やプログラなど触ったことが無い方達に「ちょっとしたプログラムを書くと便利な道具を作れる」と実感してもらうことを主眼にしています。 簡単なプログラムを書くことで、作業効率を格段に上げることが可能だと確信しました。製造現場だけではなく、ホワイトカラーと言われる職場でも「業務改善活動」を始めもらえる一助になればとの考えによります。 カードは多くの法人で利用していると思います。すぐに使え動くことを目指しました。実際に動かないと「面白

          クレジット・カード(以下カード)のシステムに付いて

          開発の経緯と開発コンセプト

          開発に至る過程「カード集計」はPython でプログラムを書き、2023年8月から運用を始めました。ChatGPTを利用すると格段に生産性が上がり初心者でも簡単なプログラムは書けることを実感しました。 本社より「案件管理で収益を明確化するように」との指示がありましたが、現状のシステムでは個別の案件収支管理ができないので、新たな収益把握システムを作らないと対応できないと考えていました。 会社の決算期が9月末で、事務職員の退社が確定していたため、10月から新たなシステムを稼働

          開発の経緯と開発コンセプト

          業務システムの全体像(リンクで説明)  

          はじめにエクセルをデータ入力ツールとして利用しています。先ず全体像を示します。 詳細説明はこのページからリンクして説明します。 「開発の経緯と設計のコンセプト」です。 運用の中で実際に問題になった点と対策も逐次記載していきたいと考えています。 ディレクトリの構造から個別の説明へカレントディレクトリ/  ├ ① カード:card 集計 /  |   ├ ①-1 card excelから「支払金の集計excel」と「DB入力」.py     |   ├ ①-2 card集計「支

          業務システムの全体像(リンクで説明)  

          事務処理の自動化にトライしてみる

          事務処理の自動化のキモは?二重入力を止める 「人によるデータの二重入力をできる限り止める」ことを目標にしました。 転記作業で「間違いが起きる」と同時に「時間が掛かる=コスト増」になるからです。 仕入伝票などがCSV形式やPDFで送られてくれば、EDI(Electronic Data Interchange・電子データ交換)も可能になります。 既存の会計パッケージソフトの機能を使う 腹式簿記は、一つの処理 (取引という) に対し、二つの記帳をする方式です。 「貸方」や「借

          事務処理の自動化にトライしてみる

          ChatGPTを利用することでプログラム記述の敷居が大きく下がったと実感しています。初心者の経験を中心に文章を書いてみたいと。

          人生100年時代をどのように生きるか?  平均寿命が急激に伸び「『長生き』が地球を滅ぼす」(本川達雄著)との本が出版されています。著者は、ベストセラー「ゾウの時間ネズミの時間」で有名な生物学者です。 別の著書「生物学的文明論」で 本川先生は、「おまけの人生」は次世代のために使えといいます。「我々の歳の人達」には、ごもっともの意見だと思って読みました。役立つ方もいるかもしれないと考え、noteを利用してみることにしました。 私は長くエンジニアとしてではなくマネージャーとして

          ChatGPTを利用することでプログラム記述の敷居が大きく下がったと実感しています。初心者の経験を中心に文章を書いてみたいと。