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クレジット・カード(以下カード)のシステムに付いて

はじめに

このホームページを開設した目的は、文系の方やプログラなど触ったことが無い方達に「ちょっとしたプログラムを書くと便利な道具を作れる」と実感してもらうことを主眼にしています。
簡単なプログラムを書くことで、作業効率を格段に上げることが可能だと確信しました。製造現場だけではなく、ホワイトカラーと言われる職場でも「業務改善活動」を始めもらえる一助になればとの考えによります。

カードは多くの法人で利用していると思います。すぐに使え動くことを目指しました。実際に動かないと「面白くないので」開示しても良いように実データを加工し提供しようと考えました。
「面白い」と思えるのは直ぐ結果が出ることだと考えています。エベレストへ登るプロの登山家も楽しさを始めて知ったのは「春山に登った」ことからだと推測しています。なにごとも「最初の面白さ」が重要だと考えています。

カード管理のプログラム

カード処理のプログラムは、エクセル展開やリレーショナル・データベース(db)など他のプログラムで利用する要素がほとんど含まれています。
「やって見よう」と思う人を対象にしていますので、ブロックごとに動くプログラムを開示するようにします。できるだけコメント(#)を付けて説明文も書きます。デバックでは、PyCharm(統合開発環境)の機能でなくprint() 文を多用しています(PyCharmの機能を学習する意欲が無いので)。コメントを外せば結果も表示されます。

ChatGPT に「コード」と「このコードの意味を教えて」と問い合わせれば、すぐ回答が得られます。「リスト内包表記」や「小計の計算」などはChatGPT に意味を教えてもらいました。文字列から必要な文字を抽出 (card_no[-4:]) なども、忘れたらChatGPT に問い合わせれば教えてもらえます。幾度聞いても「嫌がらず、怒らない」・・これは初心者にとって嬉しい限りです。

プログラムの作成方針

試行錯誤をする中で、エクセルに展開したり振替伝票のデータを生成する場合には、先ずデータを二次元リストで作ってから用途に合わせて展開した方がプログラムの再利用が可能になり良いと判断しました。
二次元リストの名前は data_list でできるだけ統一し、小計などを含んだ二次元リストは新たに subtotal_list として生成しました。その後に「エクセルへの展開」「dbへの展開」などを付け足す方式です。
プログラムは基本的には最初の行から最後の行に向かって動きます。
動くことが確認できたら、動いたプログラムをコピーして付け足していけば良い・・・。 との方式です。

カード会社とカード会社から提供される情報

オリエントコーポレーションの法人カードを使用しています。
クレジット・カードは1ヶ月単位で集計され翌月の27日に普通預金から引き落とされます。引き落としの明細は翌月12日頃に明細のCSVデータとPDFファイルをダウンロードできます。

収集する情報(原始データ)の取得と必要とする作業手順

① エクセルのテンプレートで使用結果の作成

カード使用者が使用状況をエクセルのテンプレートファイルに記述して管理者に報告します。[テンプレートのエクセルと説明]

② カード会社からCSVファイルのダウンロードと集計

引き落としの明細CSVは、使用されるカード単位になっています。普通預金からの引落は合計した一括の金額になるので、各ファイルの集計が必要になります。経理上は未払金の計上が必要になります。(運用では買掛金になってます)

③ チェック作業 「データの付け合わせ(消し込み)」 

使用した明細項目と金額が一致しているかの確認(請求の消し込み)が必要になります。目的は、「入力データが無い」などのチェックする作業の効率化です。端数処理で1円合わないこともありました。

④ 使用取引の振替伝票データの作成

JDL出納帳という会計ソフトへ取り込む繰替伝票形式のCVSファイルの生成です。
他の会計ソフトも「CSVファイルの入力」の機能が付いています。各社のCSV形式は異なります。この形式が正式に開示されれば安心して「CSVの入力機能」を使えるのですが。

処理のフロー


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