気が狂いそうなときに1人で叫びたい名曲3選
人は、なぜ、落ち込んだり、つらくてどうしようもなくて、気が狂いそうになったとき、ブルーハーツを聞いて、1人で熱唱してしまうのだろう。
そんなことをよく思う。主語はあえて「私」にしなかった。
きっと私と同じようにブルーハーツの歌を1人で叫んで、救われている人はたくさんいると思うから。
私は今、どこに行くにも車を使うしか足がない場所に住んでいて、だから自分の車を持っている。
毎日がつらくて、苦しくて、どうしようもないとき、訳もなく私は車を走らせて、ブルーハーツを爆音で車内に流して、叫ぶ。
歌うというより、叫んでいる。ときには泣きながら。
するとだいぶスッキリして気持ちが晴れる。
また、頑張れるような気がして、沸々と自分の中から元気が湧き出てくる。
そんな私をいつも勇気づけてくれる
気が狂いそうなときに叫びたいブルーハーツの曲を3曲紹介しようと思う。
まずは1曲目。「リンダリンダ」
おそらく、ブルーハーツと聞いて、一番先にこの曲を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。
私はこの曲で連呼されている
「ドブネズミ」
「リンダリンダ」
この2つの言葉が好きだ。
好きすぎるその2つの言葉を叫ぶためにこの曲を聴いているといっても過言ではない。
歌詞を丸暗記しなくてもいい。
曲の中で何度も連呼されるその2つの言葉を、ボーカルの甲本さんと一緒にぜひ何度も叫んでみてほしい。
きっと、元気が湧いてくるから。
次は2曲目。「終わらない歌」
私はこの曲と大学生の頃に出会った。
カラオケでその曲を叫んでいた先輩は、その大学に2浪して入り、1年休学して、1年留年して、とにかく社会の荒波に出陣するのを可能な限り遅らせようと奮闘している真っ最中だった。
「自分は社会人になりたくないクズだよ。」
とか言いながらおそらくどこにもあてようのない気持ちを胸に、その先輩はカラオケでこの歌を熱唱していた。
嫌なことほどなかなか終わってくれないし
しんどい夜ほど明けるのが遅い。
けれど明日には笑えるようにこの歌を叫ぶ。
いつも私はこの先輩のあの切なそうな顔を思い出しながらこの歌を叫んでいる。
そして、最後の3曲目、「人にやさしく」
「気が狂いそう」
その冒頭の歌詞に、何度「私もー!」と思いながら叫んだか、数えきれない。
社会人になりたての頃
毎日朝起きて会社にいくのが嫌で嫌で仕方がなくて、通勤の満員電車の中で、何度も何度も私はこの歌をリピートして聴いていた。
駅が都心に近づくにつれて、乗客が増えて
駅が会社に近づくにつれて、胸が痛くなって
身体的にも、精神的にも押しつぶされそうになりながら、小声で「頑張れ!」
とときには泣きながら、心の中で大きく叫んでいた。
どんなにしんどくても、限界でも、味方してくれるこの歌に私は何度救われたのかわからない。
こんな私は今日もいつものように限界で、しんどくて、とてつもなく仕事に行きたくなかったので、いつもより早く家を出て、この3曲を車で流して叫んだ。リピートして叫んだ。
そして無事に仕事に辿り着くことができた。
改めて感謝合掌である。
そして、これからもきっとこれらの歌に私は何度も救われる。
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