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店員さんと人見知りと心のつぶやき

外食が好きです。
お酒好きも相まって、時間とお金が許す限り外で食事をします。

ですがわたくし、極度の人見知りです。
店員さんに注文するという事務的用事は何ら問題なくできます。そこまでは頑張れます。

しかしながら、
たとえば店内が混み合っている時。

注文したドリンクが来ない…
待てども待てども、おそらく自分よりあとに注文した方のドリンクがすでに届けられていようとも…

「私の注文ってどうなっていますか?」その一言が言えないんです。


時間は過ぎていきます。
目の前には何もなく、ただただ席に座って飲み食いせず居座っている人間が出来上がるんです。

過去に飲食店のアルバイトを経験したことがあります。
分かるんです。
忙しい時の店員さんの心情が。
本当に、ほんとうに頭の中がいっぱいで、
ほんの些細な見落としでオーダー1つ見過ごしてしまうということは、実際にあるんです。

そんな気持ちを知ってしまった人見知りは、
もう何も言えません。

店員さん、どうか、何かのタイミングで「こいつはただ座っているだけで何しているんだ?」と疑問に思ってくださいと心の中で呟くことしかできません。

結局は何かのタイミングで気づいてくださったり、
勇気を出して声をかけたりして問題なくお腹を満たせるんです。
ただ少し、人より飲み食いせず席に座っている時間が長くなるだけ。

人見知りだ、とネガティブになる反面、
このご時世このお店儲かっているな!あっぱれ!とポジティブに捉えるようにしています。

店員さん、忙しい中頑張っている。
そして空腹の私も頑張っている。

そんな、人見知りの心のつぶやきです。

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