私、わがままですか？

オンライン・オフライン問わず、ライター仲間と話す機会が増えた。

「なほさんは、今後どんな仕事をしたいんですか？」って聞かれるたび、

私、本当はエッセイを書きたいんです。

と宣言している。間違いなく本心だから。

そして、そのあと必ず「でも、エッセイを書いて食べていくのは厳しいと思っていて……」と付け加えてしまう。

たいして挑戦もしていないくせにね。自分でも生意気だと思っている。

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「本当に書きたいこと」と向き合う決心がもてなかった。

だから「書きたいかどうか」は無視して、記事単価の高い案件を探した。仕事の数を増やして、わざと考える時間を作らないようにもした。

だけど、自分に嘘をつき続けるのは、やっぱり苦しい。

私は、仕事を「お金を稼ぐためのツール」だとは、どうしても思えない。

だって、一度きりしかない人生の、多くの時間を費やすんだよ。
もっと言えば、自分の命を使って働くんだよ。

仕事とプライベートを分けて考えるなんて、どうしてもできない。

これって、わがままですか？

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私、何やってるんだろう。

今年に入って違和感は増すばかり。とうとう耐えられなくなって、継続案件を減らし、できた時間を使ってnoteを書いている。

今のところ継続して更新できている。何より「今の感情」と向き合って言葉にすることに幸せを感じるし、読んでくれた人から直接感想をもらえるのも、たまらなく嬉しい。

ただ、同時に不安もあって。

このままクライアントワークの数を増やさなければ、エッセイを書く時間は確保できるだろう。でも、ライター業とは違って、すぐには収入につながらない。あくまでもこれは仕事ではなく、趣味……。

やっぱり、やりたいことで生活していくのは無理なのかな。

自分の商品をつくる？今の自分にはイメージできない。ただこうしてnoteに吐き出すことで精一杯なんだ。

ごめんなさい。
今日はちょっと弱気です。

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