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【食】最強のサスティナブルフルーツ夏みかん

近所の直売で、無農薬の夏みかんが売っていました。
都内でも比較的身近に直売で購入できるフルーツです。


よく冬から春にかけて、庭先や沿道の柑橘の実を見ては、
あれはどうするんだろう。あんなにいっぱいなって、
うらやましいな。と思っています。
摘果などもしてない状態で、ものすごくたわわに実っていて、
木の持ち主はどう活用しているんでしょうか。

直売所で3個買った夏みかんは、
かなり実が酸っぱくはあったけど、
後味がさわやかでそのまま食べてもおいしかった。
皮が立派で無農薬なので、捨てるには忍びないので、
実と一緒にマーマレードにすることにしました。

手のひらより大きいサイズで皮が分厚い。

何度か湯でこぼして、苦みを抜きます。


白い綿を取らなかったので、細切りにしてからももう一度茹でます。

重量の半分くらいの砂糖でやってみたら、苦みが結構あったので、
砂糖を増やして調整しました。


大量にできたジャム。
これはパンに塗るだけでは消費できないので、
和え物やお肉に合わせるなど、普段はあんまりやらないおしゃれな食べ方を研究するしかない。

ある→作る→学ぶ→やってみる

そこに皮があるから、というだけで、作ってみたら
今度は消費するために、
新しいレシピや食べ方を調べて、普段とは違う食体験ができる。
そこが作ってみることの楽しさにつながっていくんじゃないのかな。


さらに、途中湯でこぼしをして絞った汁を、
拭きにも使用しました。
皮に含まれるリモネンが、油汚れを分解する作用があるそうで、
香りもさわやかになっていい感じです。

実を食べるだけでなく、皮も活用できて、
さらに掃除もできる。
ひと冬に食べる柑橘の皮を、すべてジャムにしていたら、
ジャム屋さんになれるかもしれない。
家がピカピカのジャム屋

ただ、やっぱり資源を生かして生活してきた先人の、
知恵で進化してきていて、
無駄なものがないような仕組みになっている。
お金で買って、どんどん捨てるより
最後まで生かし切るということを、今こそ学びたいと思いました。


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