マガジンのカバー画像

雅也と直美

22
シロクマ文芸部応募作から生まれたカップルの「何も起こらない」坦々とした日々を綴っています。楠雅也と桂直美の物語です。
運営しているクリエイター

#AIで挿絵を描いてみた

星を見つめ、星を捕まえる。【シロクマ文芸部|企画「流れ星」】参加記事

貼付記事以下、参ります。 流れ星と呼ぶには、その光景はいささか大きすぎるものだった。見上…

春永睦月
7日前
47

【シロクマ文芸部|お題「ラムネの音」】参加記事

ラムネの音が口腔内から耳へと伝わり、頭の天辺ではじけ飛ぶ。ラムネは夏休みのはじまり、その…

春永睦月
2か月前
61

言葉にかけられた魔法【シロクマ文芸部|企画「手紙には」】参加記事

手紙には、ある魔法がかけられている。その封筒の封を切り、手紙の中身を読み終えるまで、その…

春永睦月
2か月前
63

夏の夜風に【シロクマ文芸部|お題「夏は夜」】参加記事

夏は夜、日が落ちるのをひたすらに待ち続け、酷暑をしのぐ。昨年から続く酷暑に抗ったとしても…

春永睦月
1か月前
59

真直ぐな雅:雅也と直美の何事もない日々【創作大賞2024】応募作品

※この作品は、初出はシロクマ文芸部のお題をお借りした参加作(2024.04分)であり、マガジン…

春永睦月
1か月前
44

涼を求める絵とは【シロクマ文芸部|お題「海の日を」】参加記事

海の日を境にして暑さは過酷となっていく。“心頭滅却すれば火もまた涼し”と言ったのは禅宗の…

春永睦月
1か月前
41

ブルーハワイと古《いにしえ》の味と【シロクマ文芸部|企画お題「かき氷」から始まる】参加記事

かき氷といえばブルーハワイを思い出す。あの鮮やかすぎて目に痛いような濃い青は、あれほどの彩度を持たねばいけなかったのだろうか。食べ物には余り見かけない青である。 「こういうのがあるしね」 ボルス ブルー スピリッツ・リキュール | 商品情報 | アサヒビール https://www.asahibeer.co.jp/products/spirits_liqueur/liqueur/bols/bols.html ブルーキュラソー、ラム、パイナップル&レモンジュース。このカ

風鈴を読み、風鈴を詠む。【シロクマ文芸部|お題「風鈴と」】参加記事

「即興だからなぁ……。荒い、要推敲だ」 そういって雅也が笑った。「風鈴と」、格助詞までが…

春永睦月
1か月前
40

涼を希《こいねが》う 【シロクマ文芸部|お題「夏の雲」参加記事】

夏の雲、その形が変わってきた。夏も終わりに近づいてきたというのに、今年はまだ入道雲を一度…

春永睦月
3週間前
52

月のウサギは何見て跳ねる?【シロクマ文芸部|企画「今朝の月」】参加記事

今朝の月、8月の満月はスーパームーンにも類する大きさだった。月など毎月同じようなものだと…

春永睦月
13日前
52