ブルーハワイと古《いにしえ》の味と【シロクマ文芸部|企画お題「かき氷」から始まる】参加記事
かき氷といえばブルーハワイを思い出す。あの鮮やかすぎて目に痛いような濃い青は、あれほどの彩度を持たねばいけなかったのだろうか。食べ物には余り見かけない青である。
「こういうのがあるしね」
ボルス ブルー | スピリッツ・リキュール | 商品情報 | アサヒビール https://www.asahibeer.co.jp/products/spirits_liqueur/liqueur/bols/bols.html
ブルーキュラソー、ラム、パイナップル&レモンジュース。このカクテルをかき氷にかけたら「大人のかき氷」のできあがり、だよね。
夏、かき氷、私たちに似合うそれらは何だろう?
某ドラマで脚光を浴びている清少納言を思い出した。『枕草子』の一節、「あてなるもの」。
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「氷自体、夏に保存するのは大変だったし庶民の手に届くものじゃなかったんでしょうね。氷室は清少納言にとっても貴重な存在だったの?雅也」
後ろにいる人を振り返らず、その体温を感じながら前を向いたままで問いを投げる。問われた雅也はふっと笑いを零した後で、言葉を返してくれた。
「飛鳥時代~平安期までが盛んだったらしい。氷室の管理職も見られるな、文献に。少納言にとっても貴重な甘味だっただろう。ところで直美、案外歴オタだったのか?最近歴史系の話題、多いよな」
答えの締めに私への疑問を告げる人へ、私はこう答えた。
「大河ドラマも面白いし、ヒューマンストーリーとして読んでるわ。それに、万葉集とか源氏物語は漫画を辞書代わりよ。じゃないと膨大な量でどこから手を付けたらいいか、分からないもの」
その言葉を聞いて「『天上の虹』はまだ読んだことがないから、夏期休暇で読もうかな。『あさきゆめみし』はゼミでも取り上げるぞ、あれはバイブルだ」と言って笑った。
ところで、ブルーハワイのカクテルがかかったかき氷🍧はどうした?
ああ、忘れるところだったわ。じゃ、これ🍧
乾杯🍧🍧🥂
よろしくお願い申し上げます。
拙稿題名:ブルーハワイと古《いにしえ》の味と
総字数:871字
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