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【聴覚情報処理障害】発達障害者が集音器 able aid 2週間使った感想





どうも 自閉症の大学生の春野モカです

前回、人の声がモザイク処理されたように聞こえる悩みの記事を投稿しました。

今までで一番読まれててびっくりしています。


今日はその悩みの解決策になるかもしれないとある商品のレビューをしていきます。


その商品とはこちら



ワイヤレス集音器 able aid

猫「どけよ人間」

間違えた

デーン


こっち。


実物。耳かけタイプでなくす心配もありません。


・まず結論

まあまあよかった! 多分これからも使うと思う!

星4つくらい。

実際凄い聞き取れるようになったけども、
悪いところもありました。




・商品の概要


この集音器は


・シンプルな集音モード
・コミュニケーションフォーカスモード
・ノイズキャンセリングモード

の3種類のモードがあります。

集音モードはシンプルにうるさいです。(笑)

コミュニケーションモードが一番よかった。環境音を抑え、目の前の人の声を増幅してくれます。

ノイズキャンセルモードはみなさんご存知の通り。集中したい時に使うのがgood。


耳が遠くなった高齢者向きですが、聴覚情報処理障害の人にも対応していると公式に明記されています。



・良かった点


・本当に聞き取りやすくなった

授業が始まる前のうるさい講義室でも、同級生の声を聞き取ることが出来ました。

(つける前は半分くらいしかわかりませんでした)

普通のノイズキャンセリングイヤホンだと、周囲の騒音を軽減してくれるけど、人の声もちょっと小さくなっちゃうんですよね。

でもこれは人の声をちゃんと大きくしてくれる。

「それだと周りの騒音も大きくなるんじゃないの?」

と思うかもしれませんが、コミュニケーションフォーカスモードを使えば、人の声だけを大きくしてくれるので、周りの音は気にならないのです。

気にならないだけで、周囲の騒音を完全に消してくれるわけではありません

同級生の声を聞いたとき、すごい驚きました。感動を覚えたくらいです。


声の聞こえ方はこんな感じ。面倒だけどダウンロードしないと聞けません。

ちゃんと開ける?(ちなみに僕の声です)


・合わないなと思ったら、アプリでの調節が可能


僕は聴覚過敏なので、最初つけた時は思いのほか音が大きくてびっくりしました。

「これ失敗したかも」と思ったんですが、なんとアプリでの調節が可能らしい。



こんな感じで細やかな調節が可能です。自分に合った方法が可能なので、

「これなら使えるぞ!」と安心できました。




・悪かった点


・ブニブニのところがデカくてマジで痛い

ここもうちょっと小さくして欲しかった。
イヤーピースつけててもどうにもならないくらい痛い。ここが残念。

・すーぐ充電切れる 6時間が限度

周囲の音を常に拾っている訳なので、付けてなくても充電が減っていく訳ですね。

オフにすればいいんだろうけど、授業中もつけてる身からするとやっぱり短い。

2時間充電しないとフル充電はできないので、長時間の外出は気をつけて。


・機器を通した音は少し聞き取りづらい

マイクを使う教授の場合だと聞き取りずらいことがありました。

多分マイクを通すと、環境音と認識して声が小さくなってしまうんでしょうね。





・まとめ


日常生活に困っていたら、検討してみてください。

でもね、

これ4万円すんの!!!!!!!!!!!


いい商品だけど、安易にオススメは出来ません。

ちなみに僕はヘッドフォンを23000円で売って、そのお金でこれを買いました。

実質17000円になった。結果いい買い物でした。けど高い。

まあ普通の補聴器と比べたら破格の値段ですが…。ねえ?


でも何度も言いますが、本当に聞き取りやすくなったんです。


だから困っているなら、思い切ってみてください。強制はしません。


ちなみにこちらの記事ではオススメノイキャンイヤホンを紹介しています。



よかったら読んでみてください


じゃあ今回はこの辺で。

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