ASD、自閉症スペクトラムに多い性別違和
どうも、春野です。
ASD、自閉症スペクトラムの人には、性別違和を持つ人が多いことはご存知ですか。
違和感とまではいかないのですが、僕はどちらかといえばそっち側の人間です。
今回はその話をしていきたいと思います。
自分について
僕は昔から、男っぽくないとか、中性的とか言われてからかわれてきました。
(今は普通の男の顔です)
僕は性別は男だし、心も男です。トイレも銭湯も男側に入れます。
だからなんで皆そんなこと言ってくるのか分からず、そう言われるといつも動揺してしまいます。からかう時の皆の笑顔は、なんて恐ろしいんだろうっていつも思います。
でも、でもですね。僕は男ですが、自閉症の社会性の欠如の影響で
社会的な男らしさがどんなものなのかが分からないのです。
言ってること分かりますか?
男っぽさってどんなものなのか、皆と共通価値を持つことが出来ないのです。
体育会系の部活の人がよく使う「っすね」みたいな口調にすれば良いのでしょうか。
僕には分かりません。男らしさってなんですか?
分からないから、皆は僕から男らしさを見出せないのでしょうと予測しています。
からかわれてはきましたが、だからと言って男らしくなろうとは思わず、
というか、興味ないのです。性別という価値観に。
「お前って女なの?男なの?男が好きなの?女が好きなの?」
って聞かれても、僕はこう言います。
「興味ないよ。どちらかなんて決めてるわけではないし、決めることも、決めないということもしない。僕は僕だよ」
自閉症者は、基本的に社会性の中では弾き出される生物です。
自分の一挙手一投足に、一々性別を見出すことはありません。
社会で性別の問題がフューチャーされると、
「一々そんなこと考えて面倒くさくないのかな」
っていつも思います。なんで皆そんな怒ってるのかも理解出来ないし。
だからアスペルガーの人って服装が独特な場合が多いんだと思いますよ。
いい意味で性別を感じない。雰囲気がどこか普通と異なっている。
好きな服を着ている。とかね。
症状で説明すると、興味関心の狭さと、
社会性の欠如の二つが該当するのかなと自分では思います。
もしASDで性別違和の人や、そうやってカミングアウトされた親御さんは
あまり重く考えすぎないようにしたほうが良いと思います。
性転換手術を受け、繁殖機能を失って後悔したASDの人も海外でいたそうですから。
こんなものかな。自分は自分。それは忘れず楽しみたいですね。
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