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(自閉症)心の年齢が止まっている気がする


自分の心の年齢に違和感があった

違和感があったというより、

年を刻むに連れて、自分の心の年齢が進んでいない事を自覚し始めた。

これがもし自閉症のせいなのか、トラウマのせいなのかは分からない。

今回は自閉症のせいだと仮定して話を進める。




普通の人は、年をとるに連れて、
その年齢にあった「らしさ」を
的確に掴んでいき成長していく。

上下関係、性別、服装、髪型など。

流行を瞬時に察知し、それを試す。


では僕たち自閉症の人間は?

それをほとんど行わない。

その年齢の「らしさ」という社会性を身につける事が困難な為、いつまで経っても

「自分自身」のまま。

社会性の獲得は、

いわば時間の流れを掴む事の同義。

いつまでも自分自身のままでいられるのは
それはそれで素敵な事だろう。

でも、やはりそんな人はどこにもいないので、違和感を消すことは出来ない。

ずっと怖かった。
年をとるに連れて、
変わっていってしまう周囲が。

今もそうだ。年下の子と話しても、自分の方が年下なんじゃないかと思ってしまって。


どうすれば、自分の時間は進むのだろうか

どうすれば、皆と同い年になれるのだろうか


違和感はつのるばかり。

ずっと。



ずっと。

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