ADHDの薬を飲む前の自分と飲んだ後の自分、本当の自分はどっちですか?
ADHDの薬を飲んで、
思ったことがあります。
自分は「どちら」なのかということです。
いや、「どこに」存在しているのか?
ということですかね。
ADHD薬を飲む前の思考が乱雑な自分と
薬を飲んだ後の、思考が整理された自分。
ADHDのあなたはどちらが本当の自分だと思いますか。またはどちらも自分なのか。
本来の自分までもを削り取るのが、
ADHDの薬というわけではないと
いうことはわかっているんです。
でも、
僕は実際に飲んでみて、
本当の自分はどこにあるのか、
分からなくなりました。
以前の自分と以後の自分のギャップによって心と体が追いつかなくなり、恐ろしくてたまらなくなったのです。
自分の感覚が自分のものではないような、
そんな感覚です。
自己とは流動的なものであり、
固定化されるものではないのかも知れない。
でも、薬を飲む前の自分は確かに生きていた。
変わってしまったと思う自分も存在している。
これまで生きてきた自分の魂が、途切れてしまったような。以前の自分は全身麻酔で眠らされて、薬によって、自分っぽい物質が、新たに構築されただけで。
僕から生まれる全ての反応が、
脳の反射に過ぎないのではないか。
飲めば飲むほど、そう思ってしまうのです。
飲んでない人も、
飲んだことある人も、
どう思いますか?
どちらが本当の自分だと思いますか?
どちらも本当の自分なんでしょうか。
謎ですね。
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