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"なんちゃってデザイナー"の仕事②

昨日の①のつづき)

就労移行支援/就労継続支援B型の施設・さわやかワークセンターの『さわやか通信』は、以前、職員が時間を捻出して年に1、2回つくっていたものを、2015年の春に"外注"で引き継いで、これまで4年続いている。

引き継いだ時、36号だったのが、先月で58号になっている。隔月で年6回発行。これは最初に手がけた号。

ひっくり返して裏を見ると、こうなってる。大田区役所1階にあるカフェCosmo(コスモ)を運営しているので、その宣伝や、利用者さん向けの情報、所長や職員の"つぶやき"などが読める。

表紙をひらくと、"特集"的な記事。リニューアルして最初の号だったので、利用者さんたちによる意気込みの声を集めて、ようするに、言いたいことを言ってもらって載せた。

これはその裏。真面目な企画の中にも、ちょっと"遊び"を入れたりして。

これは2019年1月の最新号。

最初はそんなつもりではなかったのだけれど、いつの間にか、表紙は利用者さんの「誰かが飾る」のが恒例になり、「載りたい」という人が次から次へと出てきてるみたい。お待ちいただいております。

そんな話をしつつ、たまには"写真特集"もいいかも? と楽しそうな旅行や祭りの写真をどーんと載せた。でも普段はこういう感じではなく…

こんな感じで、"ちょっと読ませる"感じ。

『さわやか通信』の場合、毎回、顔を合わせて1時間程度の打ち合わせを経て、つくっている。話しながらその場で手書きのラフを描きつくってゆく。文章は打ち合わせの時のメモと後日メールでもらうメモを使ってぼくが書き、写真は職員が撮っているものを使っている。基本的には"あるものでつくる"という感じ。

印刷所からあがってきたものを折るのは、利用者さんたちにお願いして、仕事のひとつにしてもらっている。手作業はたのしいヨ! なんて言って。

ぼくがやっていることは、新たなコミュニケーションをうむようなことかなぁと思っている。それから、2ヶ月に1回、「いま何を発信したいか」を話し合ってつくることで、意見とかアイデアといったものの蓄積ができている(はず)。

その、さわやかワークセンターが運営するカフェCosmo(大田区役所1階)では、毎週・水曜の夕方に大田区の地ビール・羽田ビールを飲ませる「バル・コスモ」をやっているので、飲みに来て! とのこと。毎週・水曜の16時〜19時、18時半ラスト・オーダー。飲むにはちょっと早い時間帯かもしれませんけど、お近くの方はぜひ。検索したらウェブマガジンIKETAMAというサイトに紹介記事あり。最後のこの段落は宣伝でした。

明日は"読み物"ではなくて、チラシをデザインする時の話。

(つづく)

「道草の家・ことのは山房」のトップ・ページに置いてある"日めくりカレンダー"、1日めくって、2月8日。本日は、かわいい"真剣勝負"の話。※毎日だいたい朝に更新しています。

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