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〈闘病記録〉筋腫が見つかった6年前と、手術を決めた9ヶ月前

手術をしてから明日で1週間になります。時間の流れが速いです。
今回は筋腫を見つけてから手術を決めるまでの話。

◆きっかけは自治体の子宮頸がん検診

自治体から2年に一度届く、無料の検診のあれです。
無料で受けられる検診は基本的に受ける方針なので6年前も検診に行ったのですが、その際、生理が重いことを相談したらエコー検査してくれ、5センチ程度の筋腫があることが発覚しました。

このついでに相談してみるっていうの、私はよくやります。病院に行ったら、ついでとばかりに気になることがあれば質問していくスタイル。
エコー検査は自費になりますが、おかげで発見できました。

このときは、妊娠を希望しないなら経過観察でいいと言われたので、以降年に一度検診を受けに行くことに。子宮頸がん検診がある年はそのついでに受けました。
1年おきに検診を受けて変化を毎年チェックできたのはよかったです。

◆医療保険を見直した

毎年検診に行ってると、着々と筋腫が大きくなっていってるのがわかるんですよね。時限爆弾を抱えてる気分。
こりゃきっと数年後に手術することになるぞと予想して、筋腫があることがわかってから数年後、入院・手術で給付金がちゃんともらえるように医療保険見直しました。

これだけのことなんだけど、ちゃんと備えておくと気持ちの安心感が全然違うんですよね。相談できるFPさんもできたので、今回も手術が決まってすぐに連絡したら、書類の手配をしてくださいました。ありがとうございます。

◆手術を視野に入れた昨年11月

そんな感じで毎年検診を受け続け、昨年11月にも子宮頸がん検診ついでに筋腫の検診も受けることに。で、このときに筋腫が11センチくらいのサイズになっていることが発覚。
先生からは「今すぐじゃなくていいけど、大きな病院で相談してみたら? 紹介状書いてあげるよ?」と言われて一度持ち帰ることに。
遂に来たるべき時が来たかと思いました。

このとき主に考えたのは、仕事のスケジュール。
昨年末時点で、2022年に走る予定のシリーズものは藤白くん一つだけで、ほかは単発かスケジュールに余裕があるものばかりの予定。藤白くんも、シリーズとはいえスケジュールはかなり余裕がある感じでした。
手術を考えるなら今かも&早めに日程を決められれば仕事への影響を最小限にできそうと目算。かつ、6月の刊行予定がぼんやり決まっていたので、手術は夏にしたいなとこのとき思いました。

かくして11月中にさっさと紹介状をもらうことにし、12月には大学病院を受診、MRIなどの検査もして手術を視野に入れることにしたのでした。

◆友だちに話を聞いたりもして正式に手術決定

手術を正式に決めたのは今年の1月末なんですが、その前に看護師の友だちと、婦人科系の手術経験のある友だちに話を聞いたりしました。
細かく書いてもあれなんだけど、とっても参考になりました。
緊急性がある状態ではないので手術先延ばしも可能ではあったんだけど、毎月の生理がとにかく憂鬱だったし、看護師の友だちに「手術するなら若ければ若い方がいい」って言われたのはかなり決定打になった気がします。

そんなわけで、1月下旬に手術する方向で決定、各社担当さんにも相談を開始しました。

良性腫瘍とはいえ、子宮筋腫も症状がさらに進行すると、貧血などの症状が悪化して手術の緊急性が高まることもあるんですよね。そうなる前に決められたおかげで時間にも余裕が持て、計画的に進められたのは毎年の検診と備えのおかげだったかなと。

◆おまけ:筋腫が見つかった日のこと

6年前、筋腫があるとわかった日のこと。
病院からの帰り道、そんな肉の塊が腹の中にあるのかとそれなりにしょんぼりし、テンション上げようと思ってセブンイレブンに立ち寄りました。

で、セブンにいるときに電話があったんです。
まさかの電撃小説大賞の拾い上げの電話

筋腫は見つかったけど、長年の夢への切符が手に入った日でもあったんですよね。なんつー日だと思ったのもあり、この日のことはよく覚えてます。

今年9月に商業デビュー5周年になるんですが、筋腫と共に歩んでさよならした5年になったかと思うと、人生おもろいですね。

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そんな感じで、筋腫を見つけてから手術を決めるまでのことをちょろっと。
検診は全然高くないし、生理が重い人や筋腫があるとわかってる人は定期的な受診を本当におすすめします!

基本的に記事は無料公開ですが、応援は大歓迎です!