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5度目の月命日前日 キャンドルとJUJU家のツリーを思う

木曜日。夜10時半になった。今日はせかほし・生放送の日だ。
クリスマス特集ということで、JUJUさんの衣装も、セットも可愛い。

オープニング。エッフェル塔の温かい色の照明は、まるでキャンドルの灯のようにも見えて、とても美しい。そして、オレンジに輝くその光をみていると、なんだか心まで温かくなってくる気がするから不思議だ。

この日のテーマは、パリの照明デザイナーさんがご紹介してくださる、キャンドルとともにある生活。訪問したキャンドルのお店の品揃えから、ひとくちにキャンドルと言っても、香りも、長さも、色も、形も千差万別だと分かる。

石で作られたキャンドルの器があるという。まるで行燈のようにも見えるその器は、初めて見る美しさだ。美しいのはキャンドルだけではなくて、器も。何とも奥が深い世界だな、と感動する。
石で作られた器に映る、ゆらゆら揺れる幻想的な灯と影に、何故かとても心を惹かれる。いつか、その中でキャンドルを灯してみたくなる。

クリスマスというと、せかほしで三浦春馬さんとJUJUさんが、一緒にクリスマスツリーの飾りつけをしたと、話していたことを思い出す。二人、どんな気持ちでツリーの飾りつけをしたのだろう。想像するだけで、少しだけ胸の奥がざわつくような、ほんのり心の奥が温まるような、複雑な気持ちになる。

飾りつけ終えたあと、何をしただろう。忙しくてゆっくりできなかったかな。クリスマスの準備の時くらいは、二人で、ゆっくり食事できて、リラックスできたと思いたい。キャンドルの灯のような、じんわりと温かい時間を過ごせていたと。

そんな妄想から、私の意識がふと、番組に戻る。

リヨン在住の照明デザイナー・エリックさんが作る照明は、自然の素材を使った作品。自然の素材と暖色の淡い光が、安らぎをくれる。エリックさんは光を「希望」と言い切った。コロナ禍で自由に外に出られない環境にあっても、希望を失わずにいたい。そんな願いを感じた。
東京でコロナ感染者が800人を超えた、今日にふさわしいメッセージにも聞こえる。

明日は、三浦春馬さん5回目の月命日。

コロナ感染者数の状況からみて、いつまで映画館で上映してくれるか分からない。もういちど、五代友厚を、三浦春馬さんの生きた証を、胸に刻んで来ようと強く思う。

キャンドルの光がくれる、希望と同じように、
春馬さんの演じる全力の五代友厚から、未来への希望を受け取ってこようと思う。

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