サイクリストのためのオンラインヨガクラスを開催します

5月下旬に各種SNSでも投稿しましたが、6月26日(土)に「サイクリストのためのCore Power Yoga CPY®」というオンラインのヨガクラスを実施いたします。

まずはじめに、「Core Power Yoga CPY®(以下、CPY)」ってどんなヨガ?というところから説明をしていきます。

1.Core Power Yoga CPY®とは

ヨガの瞑想や哲学、サンスクリット語を省略し、スポーツ医科学に基づき、機能解剖学・バイオメカニクス・キネシオロジーを重視した、身体機能の改善を目的とする、38ポーズから構成されているコンディショニングトレーニングであり 、障害予防またリハビリテーションとしても活用できる運動療法です。

理学療法士のグレイ・クックさんとS&Cコーチのマイク・ボイルさんによって提唱された「Joint by Joint Theory(以下、JBJT)」という理論に基づき、関節それぞれが持つ可動性と安定性を高めるためのコンディショニングトレーニングとなっています。

2.Core Power Yoga CPY®の効果

具体的な効果としては、良質な筋肉の形成、障害の予防、適切な関節可動域の確保などが挙げられます。

2-1.良質な筋肉の形成

連続したポーズをとる中で、同じ筋肉が収縮と伸張を繰り返し、ゴムのようにバネのある筋肉を形成します。

2-2.障害の予防

JBJTに基づき、各関節に必要な可動性と安定性を高めることで、身体への余計なストレスを軽減します。

例えば・・・。

サイクリストの方は、ハムストリングス(太腿裏)の硬さによって骨盤が前傾しにくく(骨盤が立ちにくい、寝てしまう状態)、乗車時に背中を丸めて前傾姿勢を取ることで腰椎(背骨の腰の部分)に負担がかかり、腰痛を発症する方が多いと考えます。

また、胸椎(背骨の胸の部分)を伸展(反らせる動き)させることが苦手な方は、代償の動作として腰椎が伸展しやすくなり、このことも腰痛が発生する原因となります。

2-3.適切な関節可動域の確保

美的な側面は優先せず、機能解剖学に基づいた適切な関節可動域の範囲内でポーズをとり、特に腰椎に負担がかかるような過度の後屈(背骨を反らせる動き)などは行いません。また、最終可動域でのキープを行うことで、中間域での動きをスムーズにするという効果があります。

3.身体に対する気付きを深める

シークエンス(連続したポーズ)の中では、左右非対称なポーズを行います。

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例えばこちらの「リザードのポーズ」。

前脚(右脚)は、主に大殿筋(お尻)が伸張されており、後ろに伸ばしている左脚は、主に腸腰筋(股関節前側の付け根あたり、引き脚の時に使う)が伸張されています。

このポーズを左右どちらも行うことで、「私は右脚の方が腸腰筋が硬い」「左脚の方大殿筋が硬い」など、日常生活や競技における身体の左右差にも気付くことができます。

必ずしも、すべての左右差を無くして整えることが良いとは限りませんが、競技パフォーマンスの向上に繋がるヒントを得ることが出来るはずです。

4.最後に

「サイクリストのためのCore Power Yoga CPY®」では、正しい身体の動きが習得できるよう、皆様の動きを確認しながら細かく指示を行っていきます。

なるべくビデオはオンにしていただけると嬉しいですが、もちろんビデオオフでも構いません☺️

また、サイクリストの方に限らず、「気持ちよく身体を動かしたい!」という方も大歓迎です!

皆様のご参加をお待ちしております✨

◇サイクリストのためのCore Power Yoga CPY® https://mosh.jp/classes/page/38282

◇山本春香 Facebook 
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