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自己紹介 暗黒の夫責め子育て時代編 ~子育て暗黒期は必ず抜けられる~

こんにちは。はるかです。

noteを書き始めて、自己紹介もまだちゃんと書けてなかったんですが、
私の最近の夢は、

”子どもの発達に悩む方の悩みがなくなる社会を作りたい”
”親が幸せなら子どもは幸せ”
を地で行く世界に生きたい、です。

過去の私のようにしんどい子育てライフを送っている方へ、
希望と心ゆるまる日々を届けたいと思っています。


なのでそのような想いを持つに至った道のりの最初として、
私の暗黒の子育て時代とペアトレやその他いろいろな学びと出会って
私がどう変化したのかについて書きたいと思います。
※ペアトレとはペアレント・トレーニングのこと。文字通り親のためのトレーニング、子どもとの適切な関わり方を学びます。

今現在子育て暗黒期にいる方が、これを読んで
”自分の暗黒期もいつか抜けられる”
と思ってもらえたら嬉しいです。


暗黒の子育て生活

私の子育て生活を振り返ると
子どもが1歳半前(1歳半健診のお知らせが来て発達を疑いだす頃)から
3歳くらい(ペアトレを受けてしばらく経つ頃)までがめちゃくちゃ辛かったです。

子育てそのものもハードだったし、
私の心も整ってなくて。

夫を責め、自分を責め、子どもにお手上げ状態でした。

どんな状態かっていうと、具体的にはこんな感じ。
夫にイライラが止まらない。
夫に子どもの発達が気になるという話をしても共感してもらえず、家事育児について同じように考えてくれなくてイライラして文句ばかり。夫がちょっと靴下を片し忘れただけで大きくため息アピール。自分の子育てスタイルを夫に押し付ける。
夫には「息を吐くように文句言うよね」と言われました。。。
我が子を比べて一喜一憂。
我が子が首を横に振っているのを見て、これは発達障害の子がよくやるしぐさらしいけどうちの子は発達障害なのだろうか・・・・と心配になる。夜な夜な人のブログを読み漁って同じような行動をしていた子を探す。そしてその子のその後を見ては、我が子と比べて一喜一憂する。
他人の我が子への目線が気になる
我が子が外でぐるぐる回っているのを見て、もしかしたらあそこにいるママがこの子を見て「あの子発達障害っぽいな」とか思ってるんじゃないか・・・ということで頭がいっぱいになり挙動不審になる。
他児と比べて落ち込む
手をつないで歩いている子やレストランで席に座っている子を見ては、多動な我が子と比べて衝撃を受け落ち込む。
ママ友にうわべの話しかできず孤独
多動感に対して「活発でいいね!好奇心旺盛だね。」みたいに宥めてくれるんだけど、うーんそうじゃないんだよねっていう複雑な気持ち。
「うちもだよー」って言われても絶対なんか違うし、
「うちの子お外遊びが好きじゃないみたいで・・・」みたいな軽い悩みを聞いても
(家の中でおとなしく遊んでくれて何かそれ困ることあるの?)
っていう自分中心な思考でモヤモヤ。
●他人の目が気になる。パフォーマンス的に怒る、そして自己嫌悪と反省。
スーパーで暴れる我が子、どう対応したらいいのかわからず、他人の目が気になりとりあえず子どもに怒る。内心は、私はちゃんとした母親なんです~という周囲へのアピール。怒っても本人に伝わらないことなど百も承知だけどパフォーマンス的に怒る。そして後でスーパーに子連れで行こうとしてしまったことをもう反省。無駄に子どもに怒ったことに自己嫌悪、反省。子どもには私の困り感が伝わるわけもなく、もうお手上げ。
無力感で現実逃避。
我が子が家の中でいろんなものを触る、本を折る、キッチンカウンターに登る、水を撒く、テレビを割る・・・etc. もう無理私には育てられない・・・とすべてを見て見ぬふりしてキッチンの奥に小さく丸まって現実逃避。
母モード24/7。私がなんとかしてあげなきゃ!
子どもの発達のことで頭がいっぱい。寝ても覚めても子どもの発達。気になったことは常に検索、日々夜な夜なネットサーフィン。

書いていたら出てくるわ出てくるわ。
まだまだエピソードはたくさんあるけどこれくらいにしておきます。
今当時を振り返って思うのは、
母としての自信ゼロ。自己効力感ゼロ。
妻としての優しさゼロ。
余裕もゼロ。しかも孤独。

私はもともと完璧主義なところがあるので、
子どもや夫をコントロールしたい心が強くて、
全然思い通りにならなくて、
何でこんな頑張ってるのに・・・って思い詰めてた
なってこと。
何から何まで辛かったです。

コントロールを手放した私の変化

私が受けたトレーニングは、セラピストと親子の3人で行うもの。
子どもが3歳になる少し前から半年間ほど、毎週通って受けました。
私と子どもが遊ぶ形でプレイセラピーを受ける特殊なものだったのですが、私が変わるきっかけになったものだと感じています。

どんな風に変わったのか↓

子どもに関わるスキルが身につく
●子どものペースで遊べる。遊び方がわかる。関わり方がわかる。
●もう心折れてない。一貫性をもって子どもに対応できる。
●注目するスキルを使って我が子の良い行動を増やせる。

身につけたのは、スキルです。
注目する、褒める、一貫性のある対応をとる、指示を出すなどの
スキルをセラピストのもので身に着けていきました。

でも、セラピストの伴走でこのスキルを身に着けていく過程で、
何かを言われたり教わったわけではないのに、
私の子どもを見る見方が変わり、気づきがありました。

自分自身への気づきと 子どもを見る目の変化

子どものペースで遊ぶスキルを身に着けることをとおして、今までいかに私のペースに子どもを合わせようとしていたかに気が付きました
セラピーが始まったころの私は、子どもへの質問がものすごく多かったんです。「これはなんでしょうか?」→「りんご!」→「よくできました~!」みたいな。
子どもが自分で何かをしようとしているところに、私が自分のペースで質問する。しかもその内容も、まぁよく言えば教育的というか。答えがあって、答えさせたい思いに溢れていますよね。
褒めるポイントは私が思っていたような返答が返ってきたとき。
すごくコントロール的な関わり方を子どもにしていたんだと気づいて子どもに謝りたい気持ちになりました。

私はそれまで「困った子」「問題行動の多い子」という目線で子どもを見ていました。私は実際子どもに行動に困っていて、だから、なんとかしなければと感じていました。
今まで褒めていた時は、これができたね~みたいに私の思うような行動ができた時。小さな行動はあまり褒めていなかったと思います。
でも、セラピーを通して褒めるスキルを身に着けていくうちに、
我が子は「褒めるところがたくさんある子」だと感じるようになりました。
子どもの強みを感じて、そこに焦点を当てることができるようになり、子どもを見る目線が変わりました。

ちなみに現在の子育て(私の変化)は・・・

こんな感じ(↓)
他児と比べない我が子の力と成長を感じとる。
ひとつひとつの成長に感動しながら子育てを楽しんでいます。

もちろん子ども自身が成長したのも一つの要因ですが、
心理学や子育て講座など色々学んでいく中で、私の心や考え方が
少しずつ整ってきたのも大きな要因だと思っています。
(この学びでの変化についてはまた別に書きたいと思います。)

●夫にイライラしない。
●子育てスタイルが違っていても、夫なりに一生懸命考えてくれてるんだなとおおらかに捉えられる
●夫に自然とありがとう~と言える、感謝の気持ちが大きい。
●子どもを比べない。子どもの強みや興味関心に寄り添える。

●子どもをコントロールしたい心を手放せた。
●自分にも夫にも他人にも、完璧でなくて良いと思える。
●他人の目を過度に気にせず、自分を責めず、子どものために最善を尽くす姿勢を持つ。
●人に共感できる。定型児子育ての悩みにも共感できる。
●日々、心は平穏。自分の心の扱い方が自分でわかり始めた。
●もう孤独じゃない・・・発達凸凹子育てサークルを主宰
●つながりの中で、周囲に感謝の心をもちながら過ごす

例えば・・・①
お絵描きエピソード

具体的なエピソードで言うと、先日我が子が絵を描いてくれました。
最近筆が乗るらしく、テレビのキャラクターや
保育園の運動場など色々と書いてくれます。
そして嬉々として「これは○○!」とお話してくれるのを
楽しく聞いています。
4歳くらいまでは、ほとんど絵を描かなかったんです。
何か形あるものを書いたのを見たことがない。
今までは、ペンは持っても1分もたたずに終了してました。
書くものもぐじゃぐじゃっとした何かわからないもの。
説明もなく、本人も楽しくなさそうでした。
もはや他の4歳の子がどんな絵を描くのか、
比較するつもりがないので調べていないのですが、
多分世の中の4歳はもっと丁寧に色を塗ったり、
人間の描写が複雑になってきていたりするんだと思いますが。。。
我が子が楽しそうに書いている、その目の前の現実を
一緒に楽しむことができるように
なりました。
それは、私の考え方が変わったからだと思います。
比べても意味がない。比べたからって我が子にどうしようと思わない。
凸凹があっても、何ができてできなくても、
人としての価値は変わらない、能力は伸びていくもの。

強みを見て伸ばしていくアプローチを実践できる。
以前はダメな部分、遅れている部分を
伸ばさなければと思ったりしていました。
でも今は、我が子のタイミングで、興味のあることに
取り組んで楽しんでもらえたらと心から思っています。

例えば・・・②
トラブル的なエピソード
だと、
先日子どもが構ってほしくておにぎりを放り投げ
水をぶちまけました。
(つらい)
昔だったら周囲へのパフォーマンス的に子どもを怒り
周囲へ平謝りして肩身狭く
辛い・・・辛い・・・辛い・・・
となっていたと思います。

ですが今回は、
子どもへは、していいこと悪いことを伝わるように伝え、
代替案を次回は使えるように諭す。

周囲へは、謝罪と対応への感謝を伝える。
そんな対応ができるようになりました。

自分の気持ちは、フラット

必要以上に肩身狭くなったり恐れ入るのではなく、
必要な分だけ反省はして次回に生かすけど、
引きずらない。辛さの海に溺れない

周囲に迷惑をかけても気にしなくて良いとか
図々しくなったとかそういうことではなくて。
トラブル時の自分の心持ちが変わったなと思います。


現在子育てが辛い~と悩んでいる方に
今がどんなに真っ暗な気がしていても、
一歩一歩進んで行けば、
ちゃんと明るいその先が待っているということを
お伝えできたら嬉しいです。


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