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329.『名探偵コナン 黒鉄の魚影』観賞!灰原ファンの世界へようこそ

コナンと灰原の組み合わせが大好きな僕は、先日劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』を観賞してきました。

名探偵コナンファンとして、僕の友達全員が漏れなく知っているほど名高い僕ですが、その中でも特に「コ哀」と呼ばれるコナンと灰原の二人の組み合わせが好きなのです。

有名な「自分の運命から……逃げるんじゃねーぞ……」という灰原登場時代の名シーンの頃から、ずっと好きです。

さて、今作はメインヒロインは灰原哀でした。

ネタバレなしで書きますが、とにかく良かったから観た人は灰原ファンになれということだけ伝えておきます。

映画なので賛否両論あると思いますが。

コナンと灰原の歴史を知っている人からすると、とんでもなく良いシーンが多かっただろうと思います。

そもそもスタッフが良い

まず、監督の立川譲氏ですが、『ゼロの執行人』に次いで二作品目。
非常に好評だったのと、個人的にも近年良かったと感じた映画だったので、そのことについても以前記事に書きました。

キャストにもゲスト声優の沢村一樹氏を始め、有名な声優さんがずらり。
やけに上手いなぁ、と思って観ていたのですが、エンドロールのキャスト一覧を見て納得しました。

今回は特に灰原の軌跡を十分に理解している必要がありますから、スタッフ陣もその辺りは抜かりなく準備されていたと思います。

「じゃあ眼鏡をとったあなたはスーパーマンってわけ?」という超絶名シーンを始め、コナンと灰原の関係値を知っていることが今回の映画の製作や観た人の評価に大きく影響していることでしょう。

灰原哀の立ち位置

劇場版の11作品目『紺碧の棺』でコナンは灰原のことを助手ではなく相棒だと明言しています。

その頃から、なるほど相棒という表現がぴったりだというシーンが多々見受けられてきました。

原作では新一と蘭がくっつきました。
灰原はサメやイルカで例えていた頃から、コナンにとっての灰原自身の立ち位置を、自分で理解しようと努めてきたのがわかります。

今回もラストシーンあたりで、まさにそういった立ち位置を考えさせられる場面がありました。

前々作の『緋色の弾丸』でも、灰原の相棒立場が非常に色濃く描写されていました。

今作も前半から相棒感漂いまくりで、見どころも満載です。

そりゃ惚れちゃいますよコナン君といった感じですが、この距離感と関係性がまた良いのです。

いろいろと書きましたが、ぜひまだの方は劇場に足を運んで観てみてはいかがでしょうか。

コ哀ファンの世界へようこそ。

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