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何気ない表現に心震えるとき。

初めての夏休みを迎える長女。

祖父を訪ねる予定があるので
「じいじと何したい?」と聞くと
しばらく考えて

「プラネタリウムに行きたいし、
 一緒にボードゲームもしたいし…
 それから…
 かき氷でじいじとベロを赤くしたい!」と。

「かき氷を食べたい」じゃないんだ!と
思わず笑ってしまいました。

いちご味を食べながら
舌を出して笑い合っている2人。

想像したら
かわいくて、ほほえましくて
しあわせな気持ちになりました。

「かき氷でじいじとベロを赤くしたい」

不意をつかれたこの表現に、
私はなぜかとても心をつかまれてしまって。

きっと
かき氷を食べたいということ以上に
じいじと一緒に楽しいことがしたい、という
長女の気持ちを感じられたから。

それがとてもうれしかったから。

私の大切な人たちが一緒に笑い合っている、
そんな場面が浮かんできて
しあわせな気持ちにさせてくれたから。

「かき氷を食べる」
同じ場面でも
ちょっと違う表現をするだけで
こんなにも響くものなのかと驚いています。

まだ実際には起こっていない
これから先のことなのに
もう体験した「夏休みの思い出のひとコマ」みたいに感じられるから不思議。

きっと長女にとってはなんでもない、
素直な気持ちを表現した言葉が
私のこの夏のハイライトです。

早くじいじに会いたいね。

はるか☺︎

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