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16歳が考える「同性婚」について


noteを利用するのは初めてなので、拙い文章になりますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。


まず、私自身について少しお話します。
とは言え、私には特筆するような個性も特技もありません。平々凡々、どこにでもいるような「普通のJK」です。
電車や街中で見かける女子高生や、皆様が頭でイメージする女子高生、それが私です。
そんな私が「同性婚」についての考えを書いてみたいと思います。


同性婚を考えるキッカケ

そもそも私たちが普通に生きていくなかで、なかなか「同性婚」について考える機会は少ないと思います。
私が同性婚に関して理解を深めたいと思ったキッカケは、YouTubeでした。
とある同性カップルの方の動画をみて、どのような表現が最適なのかはわかりませんが私の素直な感想は、〝普通の素敵なカップルなんだ〟でした。
デートをする、手を繋ぐ、ハグやキスをする、喧嘩をする、一緒に住む、一緒にご飯を食べる。
動画越しに笑い合うお二人の姿を見ていると、性別なんてものはただの人間の区分でしか無いように思えます。
しかし、確実にそこに性別の問題は存在していてそれは私が考えているよりもずっと深刻に立ちはだかっていたのです。


私自身のセクシャリティ

そもそも私は自分自身のセクシャリティ、つまり性のあり方について今まで考えたことがありませんでした。
そもそも、普段見る少女漫画やドラマや映画の中の恋愛は大半が異性間で行われていて、幼い頃からのそういうものをみてきたのでそれが私の中での当たり前。
男性と男性、女性と女性で恋愛するなんてなんだかルール違反のような、タブーのような認識でいました。
ですが先程も書いたように、YouTubeの同性カップルの方々の動画をみたときに、自分が同性のパートナーと過ごしているというイメージがなんの違和感もなく自然に湧いてきました。
実際に女性とお付き合いした経験はありませんが、16年という短い人生の中でも思い返してみればあれは恋愛感情だったのかなと思う場面が多々あり、それは相手が男性だから、女性だから、というものではなかったような気がします。
私はまだ自分が何者なのかはっきりした訳ではありませんが、これからも自分のセクシャリティを時間をかけて丁寧に丁寧にゆっくり紐解いていきたい思っています。



愛する人と家族になりたい

私は将来、「愛する人と家族になりたい」です。子供を持ち、暖かな家庭を築きたいです。
どこにでもあるありふれた、ありがちな夢です。
ですがその〝ありがちな夢〟が「相手が同性である」というだけで奪われている現状があります。
どれだけ長く同じ時間を刻んでいても、どれだけ強く深く愛し合っていても、二人が結婚を望んでも、「相手が同性である」から結婚出来ないという現状があります。
そして、それを理解している人は一体どれくらいいるのでしょうか。
私はその答えを知るのが怖いです。
愛する人と共に人生を歩みたいという気持ちは悪でしょうか。
仮に同性婚が日本で認められた時に、全ての同性カップルの方が結婚をするとは思いません。
しかし、同性とお付き合いをする中で結婚をする・しないという〝選択肢〟が存在することで救われる人は居ると思います。


終わりに。

めちゃくちゃで薄っぺらい文章でここまで書いてきましたが、「同性婚が国に認められる」と言うことは私が思っているほど簡単な話ではなくて、沢山の問題を解決していかなくてはならないのだと感じます。
それでも私は、同性婚が認められる国に、世の中になって欲しいです。
大人になった時に、同性婚や子供を持つという選択肢を選びたいです。
その為にほんの微々たるものですが、私には一体何が出来るのでしょう。
愛する人と共に生きていく、そんな世界のために私が出来ることの第一歩としてこの文章をここに書き留めておきます。


全ての人が世界で一番幸せになれますように。

結婚の自由を全ての人に